首相:公明代表招き慰労会食 集団的自衛権で足並み乱れ
毎日新聞 2014年07月23日 21時15分
安倍晋三首相は23日、公明党の山口那津男代表や自民党の高村正彦副総裁らを首相公邸に招き、会食した。集団的自衛権の行使容認をめぐる自公間の足並みの乱れを念頭に、関係修復を図る狙いがある。
出席したのは、山口氏のほか、「安全保障法制の整備に関する与党協議会」の座長の高村氏、石破茂自民党幹事長、井上義久公明党幹事長ら。
当初は行使容認に慎重だった公明党が行使を容認した際、山口氏ら執行部が説明に追われたため、慰労する意味もあるとみられる。山口氏は21日の講演で閣議決定に関し「ちょっとスピードが速すぎたかもしれない」と述べ、拙速だったと認めていた。【高本耕太】