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台湾 旅客機が着陸失敗 47人死亡
7月24日 1時11分

台湾 旅客機が着陸失敗 47人死亡
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台湾の離島、澎湖島にある空港の滑走路近くで23日夜、旅客機が着陸に失敗して炎上し、地元の消防などによりますと47人が死亡したということです。

着陸に失敗したのは、台湾の南部にある高雄発澎湖島行きのトランスアジア航空の双発のプロペラ機ATR72型機で、日本時間の23日午後8時すぎ、澎湖島の中心部にある馬公の空港の滑走路から1キロほど離れた村で着陸に失敗し、炎上しました。
この旅客機には乗客54人乗員4人の合わせて58人が乗っていましたが、地元の消防などによりますとこれまでに47人が死亡し、11人がけがをしました。
消防によりますと、現場の近くでは建物の一部が壊れるなどの被害が出ていて、けが人がいるのかどうか調べています。
また、日本の台湾との窓口機関になっている「交流協会」の高雄事務所によりますと、今のところ、この旅客機に日本人が乗っていたという情報はないということです。
旅客機は日本時間の23日午後5時に高雄を出発する予定でしたが、台風10号の影響を受けた悪天候のため、1時間40分遅れて出発したということです。
台湾の航空当局、民航局によりますと、旅客機が着陸しようとした馬公の空港では、旅客機の乗員から空港に飛行を継続することを求めてきた直後に連絡が取れなくなったということです。
23日は台風10号が接近していたため、台湾各地で公共機関や学校が休みになっていました。
トランスアジア航空のホームページなどによりますと、澎湖島は台湾西部にあるリゾート地の1つで、台北からは飛行機でおよそ50分、高雄からはおよそ35分の距離だということです。
澎湖島では、清の時代に建てられた城の遺跡などが観光名所だということです。

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