親ロシア派組織と秘密交渉 遺体回収へマレーシア首相【クアラルンプール共同】ウクライナでのマレーシア機撃墜をめぐり、マレーシアのナジブ首相がウクライナの親ロシア派組織と秘密裏に交渉を重ね、ブラックボックスと遺体の引き渡しの同意を取り付けたことが23日分かった。マレーシアのメディアが報じた。 撃墜をめぐって欧米とロシアがにらみ合い事態が進展しない中、遺体回収を最優先させるため、マレーシアは他国の反体制組織の指導者と直接交渉するという「異例の手段」(ナジブ氏)を取った。接触は限られた高官しか知らされなかった。 ナジブ氏は、「ドネツク人民共和国」の首相を名乗るボロダイ氏と電話で協議し、合意内容を詰めたという。 【共同通信】
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