巨大なカエルのアート作品、紹介記事が検閲対象に 中国
2014年07月23日 15:55 発信地:北京/中国
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×中国・北京(Beijing)の玉淵潭公園(Yu Yuan Tan Park)で展示されている、寧波(Ningbo)出身の中国人アーティストGuo Yongyao氏が制作した黄色いカエルの巨大作品「Big Golden Toad」(2014年7月21日撮影)。(c)AFP/WANG ZHAO
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【7月23日 AFP】中国北京(Beijing)の公園で展示されている、巨大なカエルのアート作品がネットユーザーたちの間で江沢民(Jiang Zemin)元国家主席に似ていると話題になった──しかしこの作品を紹介した記事が23日までにインターネット上から削除されている。
中国では2013年、香港(Hong Kong)の港に登場した巨大なアヒルのインスタレーション作品が熱狂的な反響を巻き起こした。その直後から中国本土の複数の都市では「偽アヒル」が出現する現象がみられた。
高さ22メートルの巨大なカエルのアート作品は先週末、北京(Beijing)市内の玉淵潭(Yuyuantan)公園に設置され、ソーシャルメディア上で江沢民元国家主席に似ていると話題になった。
しかしネット上で作品への注目が高まると同時に、中国国営新華社(Xinhua)通信のニュースサイト、および人気ポータルサイト「新浪(Sina)」は23日までに、カエルの作品に関する記事を削除した。
知名度の低いニュースサイトでは、カエルの記事に依然アクセス可能だとされるが、新華社のウェブサイト上では「申し訳ありませんが、アクセスされた記事は削除されたか期限切れです」とのメッセージが表示される。
中国では、幸運を招くものと考えられているカエル。しかし江沢民元国家主席のあだなも同様に「カエル」で、一部のネットユーザーたちにからかわれている。
玉淵潭公園の広報担当者によると、カエルの作品を直ちに撤去する予定はないという。(c)AFP