インドネシア大統領にスラム出身の改革派ジョコ氏
2014年07月23日 08:03 発信地:ジャカルタ/インドネシア
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×インドネシアの首都ジャカルタ(Jakarta)で、大統領選の勝利宣言を終えポーズをとるジョコ・ウィドド(Joko Widodo)氏(2014年7月22日撮影)。(c)AFP/ROMEO GACAD
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【7月23日 AFP】インドネシア大統領選の選挙管理委員会は22日、改革派のジャカルタ(Jakarta)州知事、ジョコ・ウィドド(Joko Widodo)氏(53)の当選を発表した。ジョコ氏は、スハルト(Suharto)独裁政権にゆかりの深い元軍幹部の対立候補、プラボウォ・スビアント(Prabowo Subianto)氏を約6ポイントの僅差で破って勝利を収めた。
世界の民主主義国家の中で第3位の人口を持つ同国の大統領に自身が選ばれたことが発表されると、伝統柄のシャツを着たジョコ氏は満面の笑みを浮かべた。これで同氏は、軍や政界のエリート以外から選出された初の大統領となった。
今回の大統領選は熾烈を極めた。投開票が行われた今月9日には、信用度の高い複数の民間調査機関がジョコ氏の勝利を予想していたにもかかわらず、両陣営が勝利を宣言。またプラボウォ氏は公式開票結果の発表直前、ジョコ氏側に不正があったと非難し、大統領選からの撤退を発表していた。
正式結果の発表後ジョコ氏は、自らの勝利は「インドネシア全国民の勝利だ」と語り、1998年のスハルト独裁政権崩壊以来最も激戦となった選挙が幕を閉じた今、国民に団結するよう呼び掛けた。
■スラム出身の大統領が誕生
河原のスラム街に生まれ、以前は家具輸出業を営んでいたジョコ氏は、州知事時代にその庶民的な姿勢で多数の支持者を獲得し、まさにすい星のような勢いで同国指導者の座に就いた。
東南アジア最大規模を誇りながら、機能不全に陥っているインフラや腐敗した官僚制度が原因で低迷する同国経済に新しい新風を吹き込める可能性を秘めているのがジョコ氏だとして、投資家らは同氏の大統領就任を歓迎するものとみられる。(c)AFP/Sam Reeves
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