W-1が王座創設 船木「俺が最初にベルト巻く」
2014年07月22日 16時00分
W―1は21日、団体初の新王座「WRESTLE―1 チャンピオンシップ」の創設を発表。“提唱者”でもある船木誠勝(45)は、新たなタッグやジュニアヘビー級王座の設立を唱えた。
9月に旗揚げ1周年を迎えるW―1に待望のベルトが誕生する。参加選手と人数は未定だが、初代王者決定トーナメントは無差別級となる見込みだ。9・21石川・金沢で開幕し、10・8東京・後楽園ホール大会で新王座決定戦が行われる。かねて、W―1独自の王座新設を訴えてきた船木の主張が実現した格好だ。
ただ、これは序章にすぎないという。「自分は出ます。優勝してベルトを巻きます」と表明した船木は「タッグもジュニアのベルトも作っていかないといけない。そうでないと団体が続いていかない。結局、真田選手はTNAと契約(ダブル所属)してしまいましたし、やっぱり日本のベルトでないと」と断言した。
そもそも船木の持論では、ベルトの存在は全選手が目指す目標であり、見る側にとっても保持者が団体のトップと即座に判断できる。そのためシングルだけでなく、タッグや階級別の王座も不可欠というわけだ。
さらに船木は「今は戦う相手ですけど、タッグは野上(AKIRA)さんと取りたい。昔、組んでたこともあるんで」とも明言。新日プロ時代の同期生とのコンビ再結成によるタッグ王座奪取まで構想を膨らませた。
この日の後楽園大会では武藤敬司とコンビを結成し、TAJIRI、AKIRA組と対戦。TAJIRIのグリーンミストを顔面に浴びる場面もあったが、必殺のハイブリッドブラスターでAKIRAに大ダメージを負わせ、武藤の勝利をアシスト。孤高の男は、まだまだ最前線を走り続ける。
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