アナ雪興行収入２５０億円突破　タイタニック超え目前

　大ヒット中のディズニーアニメ映画「アナと雪の女王」の興行収入が、公開１９週目にあたる今月１９日現在で約２５１億５８５万円に達し、「千と千尋の神隠し」以来、１３年ぶりに２５０億円の大台を突破した。

　日本国内の歴代興行収入記録は「千と千尋の神隠し」（３０４億円）、「タイタニック」（２６２億）に次ぐ３位で前週から変わっていないが、今月１５日に映像ソフトが発売されても劇場の客足は衰えず、２位「タイタニック」との逆転は目前に迫った。累計動員は１９７３万人に達した。

　全世界歴代アニメ映画１位、映画サウンドトラック売り上げ１位、日本での洋画アニメ歴代１位など数々の金字塔を打ち立てたアナ雪。夏休みに入り、まだまだ記録を伸ばしそうだ。

　「アナと雪の女王」の映像ソフト「ＭｏｖｉｅＮＥＸ」（ブルーレイとＤＶＤのセット）が発売初週で１５１万４０００枚を売り上げ、「千と千尋の神隠し」（２００２年７月）のＤＶＤが持っていた、映像作品の初週売上記録を１２年ぶりに更新したことが、オリコンの調べでわかった。「アナ雪」は今月１５日の発売初日だけで、ブルーレイの累積売り上げ記録を更新している。