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東証 きょうから一部銘柄の売買単位を「銭」に7月22日 4時18分
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東京証券取引所は、株式を売買する際の単位を引き下げることで、売り手と買い手の意向が合致しやすくなり、取引の活性化につなげたいと、22日から一部の銘柄の売買単位を1円より小さい10銭や50銭に変更します。
売買単位が1円より小さくなるのは、東証1部に上場し、「TOPIX100」と呼ばれる株価指数に採用されている、取引量が多く時価総額も大きい100の銘柄の一部です。
株価が1000円以下のものは売買単位が10銭に、1000円を超えるものから5000円までのものは50銭に、それぞれ変更されます。
先週末の時点の終値で見ますと、「みずほフィナンシャルグループ」や「ANAホールディングス」、「日立製作所」など80銘柄が対象となります。
例えば株価が500円の銘柄は、これまで1円単位で株価が上下していましたが、今後は、500円10銭などと、より小刻みに株価が動くことになり、売買の注文も10銭刻みでできるようになります。
東京証券取引所では、これによって売り手と買い手の意向がより小さい単位で合致することで売買が成立しやすくなるほか、株価の激しい変動を抑える効果もあることから、投資家の利便性が増し、取引の活性化が期待できるとしています。
新たな売買単位は22日から適用されます。
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