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上海から期限切れ肉?マックとファミマ販売停止

読売新聞 7月22日(火)19時41分配信

 日本マクドナルドとファミリーマートは22日、中国・上海の食品加工会社が保存期限を過ぎた鶏肉を使用した可能性があるとして、この食品加工会社が製造したチキンナゲットの販売を中止したと発表した。

 両社が取引していた食品会社は「上海福喜食品」。

 日本マクドナルドによると、この食品会社から「チキンマックナゲット」の約2割を調達し、関東を中心に1340店で販売していた。保存期限切れの鶏肉だったかどうかは不明という。取引中のタイや中国メーカーからの調達を増やし、ナゲットの販売自体は続ける。

 一方、ファミマはナゲット2商品の販売を中止した。「ガーリックナゲット」は今月1日から全国約1万店で販売し、「ポップコーンチキン」は21日から関東10店舗で試験販売していた。

 この食品会社を巡っては、中国のメディアが保存期限が過ぎた食肉を販売していると報道していた。中国内の取引先と報じられたケンタッキー・フライド・チキンやスターバックス、セブン―イレブンは、いずれも日本国内の店舗では扱っていないと運営会社などが説明している。

 日本マクドナルドは2002年から、この食品会社のナゲット用の鶏肉を仕入れており、「あってはならない事態で、ご心配をおかけし、大変申し訳ございません」(広報)としている。

最終更新:7月22日(火)23時46分

読売新聞

 

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