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情報漏えいで起訴の警察官 車から大麻
7月22日 22時14分

警察のデータベースで調べた個人情報を暴力団関係者に漏らしたとして逮捕・起訴された静岡県天竜警察署の警察官の車の中から、大麻が見つかっていたことが警察への取材で分かりました。調べに対して巡査部長は、「10年ほど前から大麻を使っていた」と供述しているということです。

この事件は、天竜警察署刑事生活安全課の巡査部長、清水佳史被告(36)がことし2月、知り合いの暴力団関係者から知人の住所を調べるよう頼まれ警察のデータベースから調べて漏らしたとして地方公務員法違反の疑いで逮捕されたもので、22日起訴されました。
警察のその後の捜査で、巡査部長の自宅に止めてあった車のドアポケットから、先月、乾燥大麻0.044グラムが見つかっていたことが分かりました。
警察によりますと、巡査部長は大麻についても警察のデータベースで捜査が及んでいないかどうか調べていたとみられるということです。
警察は22日までに大麻取締法違反の疑いでも追送検し、調べに対して巡査部長は「友人に誘われて10年ほど前から大麻を使っていた」と供述しているということです。
警察は22日付けで清水巡査部長を懲戒免職の処分にしました。静岡県警察本部の岡本安志警務部長は「警察官が、このような事態を起こしたことを厳粛に受け止め、再発防止に努めてまいります」とコメントしています。

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