経済温もりのある音で「アナログレコード」復活 14年ぶりLPに中古店 きゃりーも限定盤+(1/2ページ)(2014.7.22 10:42

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温もりのある音で「アナログレコード」復活 14年ぶりLPに中古店 きゃりーも限定盤

2014.7.22 10:42 (1/2ページ)
デジタル万能時代だがアナログ音源も根強い人気。パイオニアは14年ぶりにレコードプレーヤーの新作を発売する(田村龍彦撮影)

デジタル万能時代だがアナログ音源も根強い人気。パイオニアは14年ぶりにレコードプレーヤーの新作を発売する(田村龍彦撮影)

 スマートフォン(高機能携帯電話)などのデジタル機器で音楽を聴く人が増える一方で、アナログレコードの人気が高まっている。需要を取り込もうと、パイオニアが14年ぶりにレコードプレーヤーの新製品を発表、CD販売のローソンHMVエンタテイメントは8月に中古レコード店をオープンする。デジタル全盛時代に、温かみのある自然な音が見直されている。

 パイオニアは、クラブなどで使用するDJ用のレコードプレーヤー「PLX-1000」(税別想定価格約7万4千円)を9月に発売する。CDでDJ機器に参入した同社にとって、DJ用のレコードプレーヤーは初めて。家庭用を含めても2000年以来の新製品だ。このため、開発には退職したOBも参加し、設計などでアドバイスした。

 梶ケ谷尚(ひさし)・企画部部長は「近年レコードの売り上げが復活しており、国内でも流通が活発になる」と期待する。レコードプレーヤーの市場規模は世界で約21万台で、DJ用はそのうち約4万台。生産をやめたメーカーもあるため、シェア3割を奪いたい考えだ。

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