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ベネッセ情報流出、謝罪の窓口業務を派遣会社に委託

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記者会見で頭を下げるベネッセホールディングスの原田泳幸会長兼社長(右)=2014年07月17日午後、東京都新宿区 | 時事通信社


ベネッセ情報流出、謝罪を「外注」 派遣会社が電話対応

勧誘も謝罪も「外注」で――。利用者の個人情報が大量流出した通信教育大手ベネッセホールディングス(HD)は、利用客らの問い合わせなどに応じる電話の窓口業務を派遣会社に委託した。社員だけでは対応しきれないためだが、謝罪業務を委託する企業姿勢を疑問視する声もある。

窓口業務の派遣会社員は、情報流出が発覚するまでは新規会員の勧誘業務をしていた。

元派遣会社員によると、派遣会社から「お仕事の募集」と書かれたメールが届いたのは11日。14日から今月末まで、専用フリーダイヤルに対応する、「毎日怒られる仕事」だという。時給は1100円。ベネッセが情報流出を発表した9日に、派遣契約を打ち切られた人が対象だ。

12日には謝罪の仕事について、「ネット上などで口外しないように」と注意喚起するメールも届いた。

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(朝日新聞社提供) 

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