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22 Jul 2014 15:16

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氷の城に内装そっくり!雪の美術館“アナ雪効果”で来館者10倍

スポニチアネックス 7月21日(月)7時1分配信

 16日に発売されたディズニー映画「アナと雪の女王」のブルーレイの売り上げが100万枚を突破した(オリコン調べ)。とどまることを知らない“アナ雪”旋風は、夏になっても各所に拡大中。北海道旭川市にある「雪の美術館」は、映画の世界観を“ありのままで”体験できると話題。また、新発売されたコラボアイスは“ありのままの冷たさ”で人気を集めている。

【写真】「氷の回廊」では氷柱をガラス越しに見ることができる

 内装が全て雪をコンセプトに造られた「雪の美術館」は1991年にオープン。氷点下15度に保たれた氷柱をガラス越しに見ることができる「氷の回廊」や、360度、雪の結晶の模様で飾られた「クリスタルルーム」、雪の結晶をイメージした六角形のらせん階段が見どころだ。

 ディズニーと直接の関係はないが、アナ雪が封切られると、内装が映画に登場する「氷の城」に似ているとインターネット上で評判になり、来場者が爆発的に増加。昨年までは1日に10人ほどしか来場者がいなかった日もあったというが、現在は連日約100人が押し寄せており、約10倍に増えている。

 6月には、レンタルドレスを着用して記念撮影する「お姫様体験」企画をスタート。映画の主人公であるアナとエルサになった気分を味わえると人気だ。結婚式場としても利用可能。アナ雪ファンの申込者も複数組いるという。同美術館の代表・石川楊子さんも「入場者数が増えたのは、アナ雪様々です」とニッコリ。「癒やしの空間をもっと多くのお客さまに体感していただきたい」とPRした。

 旭川はいまや、「旭山動物園」を中心とした一大観光都市になっている。さらなる発展に向け、旭川観光コンベンション協会は同美術館に「旭山動物園に並ぶような名所になってほしい」と期待をかけている。

 一方、アイス業界もアナ雪が席巻している。江崎グリコが今月4日、「アナと雪の女王アイスセット」をインターネットで限定発売したところ、「グリコショップ楽天市場店」で一番の売れ行きを記録。ブルーレイ効果も絶大で「発売後にアイスの販売数が4倍以上に伸びた」と同社広報はうれしい悲鳴を上げている。

 “アナ雪旋風”は日本の暑い夏を涼しくできるか注目だ。

最終更新:7月21日(月)12時39分

スポニチアネックス

 
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