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      南相馬市が乳幼児用WBC導入

      南相馬市が乳幼児用WBC導入

      子どもたちの内部被ばくを検査する、乳幼児専門のホールボディカウンターを、県内の自治体では初めて、南相馬市が市立病院に導入し、22日から検査が始まりました。
      南相馬市に新たに導入されたのは、「ベビースキャン」と呼ばれるホールボディカウンターで、これまでの機器では検査ができなかった子どもでも、内部被ばくの有無を調べることができます。
      22日は、南相馬市の市立総合病院に、0歳から5歳までの15人が訪れ、子どもたちは、箱状の検査機器の中にうつぶせになって、リラックスした様子で検査を受けていました。
      このあと、診察室で医師から、放射性物質は検出されなかったことを告げられると、保護者たちは安心した表情をみせていました。
      乳幼児専用のホールボディーカウンターは、県内では、いわき市と平田村の2つの民間病院に設置されていますが、自治体が導入したのは、南相馬市が初めてです。
      南相馬市では、小学校入学までの乳幼児を対象に、事前の予約で検査を受け付けていて、すでにおよそ1000人の予約が入っているということです。
      検査を担当している、坪倉正治医師は「安心を得たいと、検査を受ける保護者が多いのではないか。
      今回が県内で3か所目だが、検査を受けたい人がきちんと検査できる体勢を整えていくことが大切だと思う」と話していました。

      07月22日 20時35分