がん患者一人ひとりの症状や体質に合った治療法の確立に向け、今秋から製薬会社やIT(情報技術)企業など約10社が連携した新たな取り組みが始まる。国立がん研究センターから患者の遺伝子や診療情報の提供を受け、がんの種類や薬の効き方と遺伝子との関係などを解析。結果も共有する。業種を超えた企業連合を通じ、がんの治療法の早期開発を目指す。
企業連合には当初、エーザイや日立製作所、日本IBM、ソフトウエア開発…
エーザイ、日立製作所、シミックホールディングス、情報技術、遺伝子情報、SAPジャパン、日本IBM、武田薬品工業、第一三共