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【スポーツ】<首都スポ>熊谷完全V3 女子7人制ラグビー横浜大会2014年7月21日 紙面から ◇太陽生命ウィメンズセブンズラグビー横浜大会 アルカスクイーン熊谷46−5ラガールセブン
アルカスクイーン熊谷、3大会全勝の圧巻3連覇! 7人制女子ラグビー初の国内シリーズ、太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ最終戦の横浜大会は20日、横浜市の横浜YC&ACで1次リーグ残り試合と順位決定戦を行い、カップ決勝でアルカスクイーン熊谷がラガールセブンを46−5(前半22−5)で下し、5月の龍ケ崎大会、6月の札幌大会に続いて3連覇を飾った。アルカスクイーン熊谷は3大会で計18戦全勝の完全Vを果たした。 3大会全勝の完璧Vだ。まだ熱の残る人工芝ピッチで、クイーンたちの笑い声がはじける。「1、2、3、アルカス!!」。誰からともなく声を掛けると、そのたびに歓声が起きた。 今大会のメンバー12人中、日本代表経験者は9人。今春創部されたばかりのチームを率いるFW竹内亜弥主将(27)は「全勝できましたし、ホッとひと安心しています。日本代表が多く、周りが勝って当然という中で、どうやって勝ちきっていくのかに、フォーカスしていました」と白い歯をこぼした。 第1回大会は「前進」、第2回大会は「判断」、今大会は「精度」をそれぞれテーマに取り組んできた。宮崎善幸監督は「勝つことを一番意識しているが、ひとつひとつの積み重ねで勝利が来る」と話す。準決勝では受け身に回って苦戦したものの、その反省から決勝は「相手が何をしてきても、変わらないことをやっていこう」(竹内)と圧倒的な攻撃力と守備力で、ラガールセブンを寄せ付けなかった。 今大会初日で司令塔のBK大黒田が故障したなか、決勝では地元横浜出身のBK小出深冬(18)が3大会を通じ、自身初のハットトリック(3トライ)と大暴れした。60メートルを超す独走トライを2本決めた若き日本代表は、家族らの前で活躍し、「持ち味は自分から仕掛けてステップで抜いていくこと。その強みだけを生かそうと思っていました」とほほ笑んだ。 2016年リオデジャネイロ、20年東京両五輪で、日本が金メダルを取ることを目標に生まれたアルカスクイーン熊谷。無敵の女王が、女子セブンズ界の原動力となって、グイグイと引っ張っていく。 (関陽一郎) ◇ 首都圏のアスリートを全力で応援する「首都スポ」面がトーチュウに誕生。連日、最終面で展開中 PR情報
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