「私立沢城学園」に通う主人公「三沢拓也（名前変更可能）」の両親は、彼がまだ幼い頃に離婚した……。
主人公は母親に引き取られたが、母親はすぐに真田という男と再婚した。
真田家の長男、「栄司」は、天才肌のエリートで、
突然家にやってきたできた凡庸な義を不出来な邪魔者、
あるいは「真田家の名を汚す存在」と見なし、徹底的に嫌った。
そんな栄司の態度に主人公も黙っていられず、二人は互いにいがみ合って
過ごす犬猿の仲となる。
更に悪い事に、義父と母親の関係も1年を待たずして冷め切り、
母親は主人公を置いて真田家から姿を消してしまった。
残された主人公は、母親の事もあって義父や栄司からとことん疎まれて過ごす事になる。それゆえに主人公は彼らに対して心を開く事なく、徐々に荒んでいった……。
成長した主人公は家を出、学生寮のある沢城学園に進学し、
母方の性を名乗り学生寮での生活を始めた。
しかし、わざわざ家を出た彼の後を追うように義兄が学園の教師として
赴任してきた事で、学園の中も彼の安住の地とはならなかった……。
栄司との諍いが絶えない学園生活の中、ある日主人公は義兄が生徒達からも人気が高い女教師「藤堂美雪」と、空き教室の中で密会している姿を見かける。
この事実をネタにすれば、今まで苦汁をなめさせられた義兄に対して復讐を果たせると、
考えた主人公は、自分のある特殊体質に興味を持った保健教諭「槙山理保子」の協力を得て、
義兄・英司から美雪を寝取ってやろうと企むのだった――
