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大間原発建設反対集会
大間町に建設が進められている大間原子力発電所をめぐって、全国の市民団体が集まって、建設中止を訴える集会が20日、大間町で開かれました。
この集会は国の核燃料サイクル政策に反対する市民団体などが毎年この時期に開いていて、20日は、主催者発表で全国から、およそ
500人が大間原発に隣接する場所に集まりました。
集会では、大間町に住む「大間原発に反対する会」の佐藤亮一代表が「函館市が建設中止を求める裁判を起こし、市長も『最後まで戦う』と言っています。われわれもともに戦いますので、一緒に戦っていきましょう」と呼びかけました。このあと、参加した人たちは、のぼり旗や横断幕を持って、「大間のマグロやコンブを守ろう」などと声を上げながら、町内をデモ行進しました。
函館市から初めて参加したという70代の女性は「プルトニウムを混ぜたMOX燃料を世界で初めてフルで使う危険な原発が近いところにある。それなのに、函館の住民の意見を聞かずに建設を進めていることに怒りを感じています」と話していました。
大間原発は、東日本大震災の後、一時建設工事を中断していましたが、おととし10月から工事が再開され、事業者の電源開発は、ことし秋にも国に安全審査を申請し、本格的な工事を始めたいとしています。
07月21日 09時48分