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【挿絵で振り返る「アキとカズ」】(16)「慰安婦問題」の原点は樺太にあった
2014.7.20 07:00
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さらには、数年前の段階でまだ、永住帰国希望者が3200人も樺太残っているから日本政府に「もっとカネを出せ」という。戦後60年以上もたっているのに、あきれるしかない。1万歩譲って、もしも日本統治時代に「強制連行された」人がいたとしても、3200人もが残っているはずはなかろう。
この「理由なき支援」による血税のムダ遣いは、平成7年、社会党(当時)の村山富市内閣時代に大幅に拡大が決定され、いまだに継続されている。
外務省のホームページを見て、驚いた。「広く国民のニーズがあるか。国費を投入しなければ事業目的が達成できないのか」という項目の評価に堂々と「○」が付けられている。いったいどこを見ているのか、それとも、見ないふりをしているのか。
この問題で“味をしめた”自虐的日本人たちは、「慰安婦問題」にも応用できることを思いつく。ウソの証言をしてくれる人を見つけ出し、日本に謝罪と補償を求め続ける。あるいは訴訟をさせる…。これに関わった革新政党の政治家、弁護士、メディア関係者らはかなりの部分で重なっている。
慰安婦問題の原点は、このサハリン残留韓国人問題にあったのである。
(「アキとカズ」作者、喜多由浩)
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