2014年7月18日16時39分
福岡県警は18日、北九州市門司区下二十町、無職で朝日新聞販売所(ASA)の元アルバイト従業員、喜多原義隆容疑者(42)=現住建造物等放火罪などで起訴=を窃盗や現住建造物等放火などの疑いで再逮捕し、発表した。容疑を認めているという。
発表によると、喜多原容疑者は2009年1月28日~2月8日の間、同区の女性(71)宅に侵入し、金庫の現金約73万円を盗んだ疑いがある。今年1月14日にもこの家に侵入して現金8千円と金庫を盗んで放火、木造平屋建ての住宅を全焼させた疑いがある。女性は不在でけがはなかった。
喜多原容疑者は08年から約4年間、ASAに勤務し、この家への配達を担当。女性が新聞を一時止めるため販売所に伝えていた留守情報をもとに、女性の不在を知ったとみられる。
同区内ではほかに5件の不審火があり、喜多原容疑者が関与を認める供述をしており、県警が裏付けを進めている。
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朝日新聞社会部
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