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 山口県周南市金峰(みたけ)の山中に妻の遺体を捨てたとして、県警は15日、元県警警察官の山本富夫容疑者(86)=山口市仁保下郷=を死体遺棄の疑いで逮捕し、発表した。容疑を認めているという。

 県警山口署によると、山本容疑者は10日ごろ、実家がある周南市金峰の山中で、道路から約3メートル下に妻の常子さん(77)の遺体を捨てた疑いがある。同容疑者が11日、同署に「妻がいなくなった」と届け、県警が自宅を確認したところ、血痕が残っていたという。

 常子さんの死因は首を絞められたことによる窒息死で、死亡推定日は10日ごろ。頭にも外傷があったという。山本容疑者は常子さんの殺害をほのめかすような供述をしており、県警が捜査を進めている。