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親ロ組織が遺体強奪 発見の196体「冷蔵車両に積んだ」

遺体収容に当たる人
ウクライナ東部グラボボ村のマレーシア機墜落現場で遺体の収容作業に当たる人
Photo By 共同

 乗客乗員298人が死亡したウクライナ東部ドネツク州でのマレーシア航空機撃墜で、親ロシア派組織「ドネツク人民共和国」の首相を名乗るボロダイ氏は20日、墜落機の飛行データなどを記録したブラックボックス4個をドネツクで自ら管理しており、国際民間航空機関(ICAO)の専門家に引き渡す用意があると述べた。インタファクス通信が伝えた。

 ウクライナ当局は20日、墜落現場で196遺体が発見されたと発表した。ただ、遺体は現場を実効支配する親ロシア派武装集団が管理しており、ウクライナ政府は親ロ派が証拠隠滅を図っていると非難している。

 共同電によるとボロダイ氏は、196遺体は列車の冷蔵車両に積み込んだと述べた。列車は現場近くのトレズ駅に停車しており、ロシア通信はドネツクに向かうと報じた。

 ウクライナ政府によると、現場の周囲では親ロ派武装集団800〜900人が監視し、遺体を武装集団側に渡すよう強要した。緊急隊員らは圧力を受け、十分に作業ができない状態という。遺体は夏の強い日差しに長時間さらされており、腐敗も懸念されている。

[ 2014年7月21日 05:30 ]

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