大学病院部長が日本を斬る・・・・・・の?

医療問題を中心に様々な問題について考えてみたいと思います。

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これじゃ、入院もうかうか出来ない


◆「治療に必要な投薬ができない」、他院受診で現場が混乱


 糖尿病患者が交通事故で整形外科病院に入院、かかりつけ医の開業医がその患者に糖尿病治療薬を処方しようとしても1日分しか出せない……。

 入院患者が、入院医療機関以外での診療が必要になった場合は、他の医療機関への転医または対診が原則ですが、必要な場合には他の医療機関を受診する(以下、他院受診)こ とも可能。今春の診療報酬改定で、この他院受診の要件が変更され、診療制限につながりかねない事態が起きています。

 算定要件は、一般病床、療養病床等、DPC算定病床によって異なりますが、特に影響が大きいのは、一般病床と療養病床等。中でも、単科病院や有床診療所など、診療科が限 られている施設で対応に苦慮しているようです。

 主な算定要件は、以下の通りです(詳細な算定要件は、厚労省のホームページPDF:1277KB http://www.mhlw.go.jp/bunya/iryouhoken/iryouhoken12/dl/index-029.pdfの10ページ下部の第2部入院料「5」)。特に投薬に関する制限が厳しく、入院側では入院基本料が30%減額される一方、外来側でも、投薬の費用が算定できるのは「受診日のみ」とされた上、処方料・処方せん料は算定できないとされました。


【療養病床等の主な要件】(投薬関連の概要)
改定前 入院側:入院基本料70%減算、外来側:専門的な診療にかかる費用算定が可能(投薬日数の制限、処方料・処方せん料の算定不可という取り扱いはなし)
改定後 入院側:入院基本料30%または70%減算、外来側:専門的な診療にかかる費用算定が可能(ただし、投薬の費用が算定できるのは受診日のみ。処方料・処方せん料は算定不可 )


@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@




分かりにくいでしょうかね・・・

分かりにくいですね・・・(―_―)!!



僕もちょっと分かりにくいです






貴方が骨折で病院に入院しました

貴方は高齢ですから
糖尿病と高血圧があります・・・

ちょっとした心不全にもなっており
管理が必要です・・・





ある日のまったりした昼下がり
いつもの薬を飲もうとした貴方は
ビックリします・・・(@_@;)

もう手持ちの薬が一錠しかありません



それでは掛かり付けの近所の医院に
行って診察してもらわないと・・・

心臓はちょっと不安定だし、糖尿病は
怪我などで簡単に悪化したりしますから
ちゃんと診る必要があります・・・



車で送り迎えをしてもらって
診てもらいました・・・

ところが貴方は再びビックリします・・・(@_@;)


く・っく・っ薬が・・・
一錠しかないじゃ〜〜
あ〜〜〜りませんか・・・(@_@;)





いやいや、これじゃ、話になりませんざんす・・・


そこで、病院の医者に聞いてみると
なんとビックリ\(^o^)/





@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@


 幾つかの疑問が生じたので、厚労省医療課に質問したところ、以下のような回答でした(A医療機関に入院中の患者が、B診療所を受診した場合を想定)。


質問1:B診療所は、医薬分業を行っており、医薬品の備蓄がなかった場合、実際に薬を出すのはどこか。
回答1:A医療機関が行う。B診療所は、診療情報提供書を発行し(診療情報提供料は算定可能)、A医療機関に処方内容を伝える。

⇒(A医療機関には、当該診療科がないために、B診療所の受診を仰いでいるのであり、A医療機関には処方すべき薬の備蓄がないことが想定される)

質問2:今回、投薬の費用の算定は「受診日」と限ったのはなぜか。
回答2:包括病床などの入院患者への投薬に関し、他院で数日分の算定を認めるのは問題ではないか。そもそも入院医療機関は、全身管理を行うべきもの。また患者の視点から考 えれば、同じ疾病でも入院施設によって医療費および患者負担が異なってくるのは好ましいことではない。

 全国保険医団体連合会 http://hodanren.doc-net.or.jp/news/teigen/100419nyuuin.htmlでは4月19日に、岡山県保険医協会(PDF:72KBhttp://www16.ocn.ne.jp/~oka-hok/10kaitei100421.pdf)では4月21日にそれぞれ他院受診の問題の改善を求める要望書を出しています。

@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@



薬が近所の診療所になかった場合

薬は入院先の病院から出してもらう・・・


いや、だから、ないでしょそんなもん・・・

あるんならそういう専門家が居るってことだから
そもそも行く必要ないでしょ・・




それに近所の診療所に行ったら
入院費減額・・・
30%〜70%減額・・・

どうして・・・(・へ・)




さらに、投薬の日は一日分・・・??

その理由が

「そもそも入院医療機関は、全身管理を行うべきもの。」

いやいや・・・

だったら中小病院や療養病床なくせよ・・・

存在価値がないじゃないか・・・




入院している限り管理はする必要があるんですよ・・・

他院を受診したら入院費減額・・・





どうして、医者はタダ働きしないといけないのか・・・

どうして病医院に負担を押し付けるのか・・・




これでは薬を飲んでいる人は
おちおち骨折も出来ないんですよ・・・

いや、おちおち入院も出来なくなりました・・・



厚労省へ・・・

われわれは金持ちにさせろと言っている訳では
ありません・・・

でもね、医療周辺産業ばかりが栄えて
肝心の医者が一番の貧乏で
医者に犠牲ばかり求めるのは

いい加減に止めろよ・・・

もうやってられなくなるんだよ・・・
心が荒んでは医療なんか出来るはずないよ・・・(―_―)!!




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高血圧

「高血圧になったら低塩分の食事をしつつ、降圧剤を一生飲み続けていくしかない」・・・と締めていませんか?そんな方に吉報です。

2010/5/9(日) 午後 3:16 [ 高血圧:薬も運動も不要、食事だけでたったの3日で血圧を下げる藤城式食事法 ]

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