2014年7月20日23時29分
3連休中、行楽地への車で混み合う九州自動車道で、またバスジャックが起きた。乗客らは刃物を持つ容疑者を目の当たりにし、不安な時間を過ごした。けが人は出ずに済んだが、乗っ取りを防ぐ抜本的な対策はなく、関係者は頭を悩ませる。
赤いTシャツに白いワイシャツを羽織り、帽子をかぶった男が、運転手(32)の横に立っていた。手には刃物。「そのまままっすぐ行け」「(行き先表示を)回送にしろ」。男は運転手に指示していた。
バスの最前列に座り、警察に通報した60代女性=北九州市八幡西区=は取材に対し、事件当時の車内の様子をそう証言した。
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朝日新聞社会部
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