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日韓局長級協議開催へ 関係の修復図る
7月21日 5時15分

日韓両政府は23日、外務省の局長級協議を開くことにしており、日本側はいわゆる従軍慰安婦の問題を巡る河野官房長官談話の検討結果を丁寧に説明するなどして、日韓関係の修復につなげたいとしています。

日本と韓国の外務省の局長級協議はことし4月以降、月に1回のペースで開くことにしていましたが、先月は、日本政府がいわゆる従軍慰安婦の問題を巡る河野官房長官談話の検討結果を公表したことや、集団的自衛権の行使容認を閣議決定したことに韓国側からの批判が出るなか、開催が見送られました。
こうしたなか、およそ2か月ぶりに23日、ソウルで協議が開かれることになり、日本から伊原アジア大洋州局長が、韓国からイ・サンドク北東アジア局長が出席する予定です。
今回の協議で、日本側は河野官房長官談話の検討結果を丁寧に説明するとともに談話を継承する立場に変わりはないことを伝え、韓国側に理解を求めることにしています。
さらに、来月上旬にミャンマーで開かれるASEAN=東南アジア諸国連合の外相会議に合わせて、日韓外相会談の開催も提案するなどして、冷え込んでいる日韓関係の修復につなげたいとしています。

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