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神戸製鋼所の関係会社が福島第1原発向けに受注した使用済み燃料の貯蔵容器=高砂市荒井町新浜2、神鋼高砂製作所(神鋼提供)
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神戸製鋼所の関係会社が福島第1原発向けに受注した使用済み燃料の貯蔵容器=高砂市荒井町新浜2、神鋼高砂製作所(神鋼提供)

神戸製鋼所の関係会社が福島第1原発向けに受注した使用済み燃料の貯蔵容器=高砂市荒井町新浜2、神鋼高砂製作所(神鋼提供)

神戸製鋼所の関係会社が福島第1原発向けに受注した使用済み燃料の貯蔵容器=高砂市荒井町新浜2、神鋼高砂製作所(神鋼提供)

 神戸製鋼所(神戸市中央区)は28日、東京電力福島第1原発に新設される放射性廃棄物の焼却設備と、使用済み燃料の輸送・貯蔵容器を受注したと発表した。

 焼却設備は2014年度下期の稼働を目指す。容器は既に2月から納入を始めており、3月末ごろまでに完了する見通し。受注額は非公表だが、計100億円超とみられる。

 焼却設備は縦45メートル、横69メートル、高さ二十数メートルの建屋内に焼却炉を設置し、屋外より内部の気圧を下げて中身が漏れ出さないようにする。作業員の防護服やゴム手袋、工事廃材の紙、木材などを1日約14トン処理でき、体積を数十分の一に縮める。焼却後はドラム缶に保管される。排ガスはフィルターを通し、放射性物質を除く。

 貯蔵容器は、神鋼と仏アレバグループの企業などが共同出資するトランスニュークリア(東京)が受注した。鍛鋼製で高さ5メートル。直径2・5メートルの大型3基と、直径2メートルの中型8基を納入する。外壁の厚みが30センチ程度あり、中身を閉じ込める。放熱性も確保し、臨界を防ぐ。容器は神鋼高砂製作所(高砂市)で製造する。

(佐伯竜一)

  

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