2001年・映画・カラー・109分
監督:金子修介 脚本:長谷川圭一/横谷昌宏/金子修介
特殊技術:神谷誠 音楽:大谷幸
出演:新山千春/宇崎竜童/佐野史郎/南果歩
平成ガメラシリーズを手がける金子修介が初めてゴジラに挑んだシリーズ第25作。第1作で東京に襲撃して以来、約50年ぶりにゴジラが日本に再上陸するという設定に民間伝説「護国聖獣伝記」を絡めて描く。防衛軍准将・立花(宇崎)は社会の諸現象からゴジラの復活を警告するが、平和に慢心した軍は彼を黙殺。一方、超常現象番組を担当するTVスタッフの由里(新山)も奇妙な事件に遭遇していて…。ゴジラを迎え撃つ怪獣にモスラ、バラゴン、キングギドラが登場、久々に悪の破壊神となって暴れまくるゴジラとの壮絶な戦いが必見の話題作。
2002年・映画・カラー・92分
監督:手塚昌明 脚本:三村渉
特殊技術:菊地雄一 音楽:大島ミチル
出演:釈由美子/宅麻伸/中尾彬/水野久美
ゴジラシリーズ第26作。1999年、対特殊生物自衛隊=特生自衛隊は、上陸したゴジラにメーサー砲で応戦するが完敗。家城茜三尉(釈)は戦闘中の事故で上官を死なせ、資料課へ異動させられる。一方、政府は、対ゴジラ用兵器の開発に着手。1954年に死亡したゴジラの骨をベースに生体ロボット、3式機龍の製造に成功、特生自衛隊の中に機龍隊が結成される。その中には、3年間もくもくと身体を鍛え上げてきた家城三尉の姿もあった・・・。3式機龍=メカゴジラとゴジラの戦いを、特撮を駆使して迫力たっぷりに描く。
2003年・映画・カラー・94分
監督:手塚昌明 脚本:横谷昌宏/手塚昌明
特殊技術:浅田英一 音楽:大島ミチル
出演:金子昇/吉岡美穂/虎牙光揮/長澤まさみ
前回の闘いで共に大きな痛手を負ったゴジラとメカゴジラ、さらにモスラを加えた三怪獣が大激突するシリーズ第27作目。前作「ゴジラ×メカゴジラ」に引き続き手塚昌明がメガホンをとる。1年前のゴジラとの死闘で多くの損傷を受けたメカゴジラ"機龍"は、八王子駐屯地で修復作業に入っていた。その整備士・中條(金子)の前に小美人(長澤・大塚ちひろ)が現われ、「ゴジラの骨から機龍を作ったのは大きな誤り」と忠告する。そして今すぐ骨を海に返せば、モスラが人間の味方となりゴジラと闘うと告げる。そこへ1年ぶりにゴジラがやって来た。
1955年・映画・モノクロ・85分
監督:小田基義 脚本:村田武雄/日高繁明 原作:香山滋
特技監督:円谷英二 音楽:佐藤勝
出演:小泉博/若山セツ子/千秋実/志村喬
前作「ゴジラ」の空前の大ヒットを受け、急遽製作されたシリーズ第2作。漁業会社に勤める月岡(小泉)らは魚群を追って飛行艇を運転中に岩戸島に不時着する。そこで彼らが遭遇したのは怒り狂ったゴジラと、さらにひと回りも大きい凶暴な巨竜・アンギラスの死闘だった。大阪警察庁は早速緊急会議を開くが、大阪の街では2頭の怪獣による凄絶な戦いがはじまってしまう…。本作で、円谷英二がはじめて「特技監督」としてクレジットされた。超兵器オキシジェンデストロイヤーなしでどのようにゴジラを撃退するかという発想と特撮シーンが見事だ。2頭の激闘シーンも迫力充分。
1962年・映画・カラー・101分
監督:本多猪四郎 脚本:関沢新一
特技監督:円谷英二 音楽:伊福部昭
出演:高島忠夫/佐原健二/藤木悠/浜美枝
ゴジラシリーズ第3弾は、アメリカの大スター、キングコングを相手役に迎え、日米を代表するモンスター同士の対決が話題となった東宝創立30周年記念映画で、当時の空前の超大作。TVカメラマンの桜井(高島)とプロデューサーの古江(藤木)は、スポンサーの依頼で南海のファロ島の魔神キングコングを生け捕りにして日本へ運ぼうとする。その頃、北極海の氷山からゴジラが姿を現し、日本へ向って南下を続けていた。ゴジラが日本に上陸する可能性が強くなり、その影響でキングコングの日本への持込が禁止されるが、キングコングは自力で日本に上陸。ついにゴジラも日本に上陸した。東西2大スター怪獣は日本列島を舞台に世紀の大格闘を繰り広げる。
1954年・映画・モノクロ・100分
監督:本多猪四郎 脚本:村田武雄/本多猪四郎 原作:香山滋
特殊技術:円谷英二 音楽:伊福部昭
出演:宝田明/河内桃子/平田昭彦/志村喬
原水爆実験の影響で、大戸島の伝説の怪獣ゴジラが復活し、東京に上陸。帝都は蹂躙され廃墟と化した。ゴジラ抹殺の手段はあるのか・・・。戦後の日本映画界に特撮怪獣映画というジャンルを築いた、記念すべきゴジラ映画第一作。核の恐怖を描いた、本多猪四郎の真摯な本編ドラマと、円谷英二のリアリズム溢れる特撮演出は、絶妙のコンビネーションを見せ、ゴジラの名を一躍世界に轟かせた。
1955年・映画・モノクロ・85分
監督:小田基義 脚本:村田武雄/日高繁明 原作:香山滋
特技監督:円谷英二 音楽:佐藤勝
出演:小泉博/若山セツ子/千秋実/志村喬
前作「ゴジラ」の空前の大ヒットを受け、急遽製作されたシリーズ第2作。漁業会社に勤める月岡(小泉)らは魚群を追って飛行艇を運転中に岩戸島に不時着する。そこで彼らが遭遇したのは怒り狂ったゴジラと、さらにひと回りも大きい凶暴な巨竜・アンギラスの死闘だった。大阪警察庁は早速緊急会議を開くが、大阪の街では2頭の怪獣による凄絶な戦いがはじまってしまう…。本作で、円谷英二がはじめて「特技監督」としてクレジットされた。超兵器オキシジェンデストロイヤーなしでどのようにゴジラを撃退するかという発想と特撮シーンが見事だ。2頭の激闘シーンも迫力充分。
1962年・映画・カラー・101分
監督:本多猪四郎 脚本:関沢新一
特技監督:円谷英二 音楽:伊福部昭
出演:高島忠夫/佐原健二/藤木悠/浜美枝
ゴジラシリーズ第3弾は、アメリカの大スター、キングコングを相手役に迎え、日米を代表するモンスター同士の対決が話題となった東宝創立30周年記念映画で、当時の空前の超大作。TVカメラマンの桜井(高島)とプロデューサーの古江(藤木)は、スポンサーの依頼で南海のファロ島の魔神キングコングを生け捕りにして日本へ運ぼうとする。その頃、北極海の氷山からゴジラが姿を現し、日本へ向って南下を続けていた。ゴジラが日本に上陸する可能性が強くなり、その影響でキングコングの日本への持込が禁止されるが、キングコングは自力で日本に上陸。ついにゴジラも日本に上陸した。東西2大スター怪獣は日本列島を舞台に世紀の大格闘を繰り広げる。
1964年・映画・カラー・92分
監督:本多猪四郎 脚本:関沢新一
特技監督:円谷英二 音楽:伊福部昭
出演:宝田明/星由里子/ザ・ピーナッツ/小泉博
東宝が生んだ二大怪獣スター、ゴジラとモスラの対決をパノラミックに描き、怪獣映画の新境地を開いた娯楽篇。大胆な合成技術の多様さや、さらに密度を増したミニチュア・ワーク等、一段と向上した特撮シーンは必見。徹底した"悪役"ゴジラの、干拓地からの出現は大迫力!大型台風は、静之浦に巨大な卵を漂着させた。一方、倉田浜干拓地から出現したゴジラは、名古屋市を蹂躙。卵へと迫ったその時、平和の使い・成虫モスラが飛来した・・・。
1964年・映画・カラー・97分
監督:本多猪四郎 脚本:関沢新一
特技監督:円谷英二 音楽:伊福部昭
出演:夏木陽介/星由里子/若林映子/ザ・ピーナッツ
ゴジラ・ラドン・モスラのオールスター怪獣キャストが宇宙から来た新怪獣キングギドラと大決戦!新登場のキングギドラはその奇抜なデザインと破壊力の大きさで以後絶大な人気を博す。降り注ぐ流星雨と異常気象が続く地球。刑事・進藤(夏木)は来日するセルジナ公国のサルノ王女(若林)の護衛を命じられるが、彼女の乗った飛行機が爆発する。その後、金星人を名乗る女性(若林2役)が現れ、地球の危機を説いて回る。地球の異変は大怪獣ラドンとゴジラをよみがえらせ、さらに黒部渓谷に落ちた隕石から金星を滅亡させた宇宙怪獣キングギドラが出現。地球防衛本部は、最後の手段としてインファント島から平和の守護神・モスラを呼ぶことになった・・・!
1965年・映画・カラー・98分
監督:本多猪四郎 脚本:関沢新一
特技監督:円谷英二 音楽:伊福部昭
出演:宝田明/ニック・アダムス/田崎潤/水野久美
新たに発見された木星の衛星・X星に向うP1号の乗組員、富士(宝田)とグレン(N・アダムス)。超怪獣キングギドラの脅威にさらされているX星人は、地球からゴジラとラドンを借りたいと2人に申し入れる。その後、地球から円盤でX星へ運ばれてきたゴジラとラドンは、キングギドラと死闘を繰り広げる。ついにキングギドラは敗退するが、実は全て地球征服を企むX星人の罠で、3怪獣はX星人の意のままに地球を暴れまわる。果たして地球の運命はいかに・・・。怪獣映画とSF宇宙映画が合体した楽しさ溢れる1作。
1966年・映画・カラー・90分
監督:福田純 脚本:関沢新一
特技監督:円谷英二
出演:宝田明/水野久美/砂塚秀夫/平田昭彦
陸・海・空の大怪獣が大決闘を繰り広げるシリーズ第7弾。陸の怪獣ゴジラと空の怪獣モスラが海の凶悪怪獣エビラと対決する。南太平洋で遭難した4人の男が、漂着した島で謎の秘密基地を見つける。基地から逃げ出してきたダヨ(水野)から"赤イ竹"と呼ばれる組織の悪事を知り、捕らえられた島民を救出するため、島に眠るゴジラを蘇らせる。ゴジラは基地を破壊し、海の王者エビラと対決する。ゴジラの放射能を跳ね返す分厚い甲羅を持ち、巨大な鋏で襲いかかるエビラはゴジラ、モスラを凌ぐ程の強烈な印象を残す。
1967年・映画・カラー・89分
監督:福田純 脚本:関沢新一/斯波一絵
特技監督:有川貞昌 特技監修:円谷英二
出演:高島忠夫/前田美波里/久保明/平田昭彦
ゴジラの子供・ミニラが初登場するシリーズ第8作。ゴジラとミニラの微笑ましい親子愛が描かれており、南太平洋の無人島を舞台に親子で新怪獣達と死闘を繰り広げる。気象コントロールの研究をしていた楠見博士(高島)らの実験による異常な高温現象が原因で、怪獣・カマキラスが大発生。カマキラスは発見したゴジラの子供・ミニラを攻撃するが、そこへ怒った親ゴジラが登場し…。この作品から特技監督が有川貞昌に交代され、師匠の円谷英二は特技監修になった。大勢のスタッフの操演(ピアノ線などにより怪獣などを操作すること)によるカマキラスとクモンガの造形と動きが驚異的だ。
1968年・映画・カラー・92分
監督:本多猪四郎 脚本:馬淵薫/本多猪四郎
特技監修:円谷英二 特技監督:有川貞昌
出演:久保明/小林夕岐子/田崎潤/佐原健二
富士山の裾野でゴジラ・モスラ・ラドン・ミニラ・キングギドラ・アンギラス・バラゴン・クモンガ・バラン・マンダ・ゴロザウルスの総勢11大怪獣が暴れまくる怪獣オールスター巨編!小笠原諸島に建設された"怪獣ランド"で平和的に暮らすゴジラ、ラドンらの怪獣たち。ところが、怪獣ランドのコントロールセンターを何者かが襲い、逃げ出した怪獣たちが世界各地に出現して街を破壊して回る。怪獣ランドの異変を調べていた月ロケットの機長・山辺(久保)は、怪獣がキラアク星人により操られていたことを知り、月にあるキラアクの基地を破壊。残るは地球のキラアク基地だが、キラアクは宇宙からキングギドラを呼び寄せた・・・。
1969年・映画・カラー・73分
監督:本多猪四郎 脚本:関沢新一
特技監修:円谷英二
出演:矢崎知紀/佐原健二/天本英世/中真千子
シリーズ初、子供が主人公のファンタジー大作。ゴジラ・ミニラ・初登場のガバラ・クモンガ・カマキラス・アンギラス・マンダ・エビラ・ゴロザウルスの人気9怪獣が怪獣島を舞台に大決戦!気が弱く、引っ込み思案のカギっ子少年・一郎(矢崎)の友達は、空想の中の怪獣・ミニラ。自分で作った"コンピューター"を使って怪獣島に行けば会えるのだ。怪獣島ではゴジラ、ミニラ、ガバラ、クモンガなどの怪獣たちが激しい争いを続けていて、ミニラは凶悪怪獣ガバラにいじめられていた。ある日、一郎は三千万円を強奪した犯人の免許証を拾ってしまい、犯人に捕らわれてしまう。怪獣島では、ミニラはゴジラの特訓と勇気で見事ガバラをやっつけた。一郎もがんばらなければならない!
1971年・映画・カラー・89分
監督:坂野義光 脚本:馬淵薫/坂野義光
特殊技術:中野昭慶
出演:山内明/柴本俊夫/川瀬裕之/吉田義夫
日本特撮映画の父、円谷英二の死後久々に登場したシリーズ第11作。全編がグロテスクなムードに覆われ、当時日本を騒がせていた公害問題を巧みに取り入れた、シリーズの中でも異彩を放つ作品。汚染された港から生まれた公害怪獣へドラは、海へ流れ出たヘドロや工業地帯のスモッグを吸収しながら成長し、巨大化していく。その時、何処からともなく出現したゴジラが地球を汚染し続けるへドラに敢然と立ち向かって行った。随所に視覚に訴える斬新なアイディアが取り入れられ、怪獣映画では珍しい作家性に満ちた作品に仕上がっている。
1972年・映画・カラー・93分
監督:福田純 脚本:関沢新一
特殊技術:中野昭慶
出演:石川博/菱見百合子/梅田智子/村井国夫
タッグを組んだ怪獣同士が壮絶な戦いを繰り広げるシリーズ第12作。世界子供ランドの建設にともない、デザイナーとして雇われた源吾(石川)は謎のテープを手に入れる。テープを調査するうちに子供ランドは地球征服を企むM宇宙ハンター星雲人の秘密基地だと判明。子供ランドからの電波により、宇宙怪獣ガイガンとキングギドラが襲来する。一方、ゴジラとアンギラスも電波を察知し、地球を守るため日本に上陸する。サイボーグ怪獣ガイガンの斬新なデザインとキャラクターは強烈で、続く『ゴジラ対メガロ』にも登場することになった。
1973年・映画・カラー・85分
監督:福田純 脚本:福田純 原作:関沢新一
特殊技術:中野昭慶
出演:佐々木勝彦/川瀬裕之/林ゆたか/富田浩太郎
海底王国の守護神・昆虫怪獣メガロ、宇宙怪獣ガイガン、そして人間型の電子ロボットのジェット・ジャガーが初登場!メガロのダム破壊シーンは圧巻だ!たび重なる核実験で環境を破壊された海底王国・シートピアが、守護神である昆虫怪獣・メガロを出現させ、人類に宣戦布告した。メガロを出動させるには電子ロボット"ジェット・ジャガー"の誘導が必要で、海底人たちはジェット・ジャガーの生みの親である伊吹吾郎(佐々木)からジェット・ジャガーを奪う。しかし、突然良心回路が作動したジェット・ジャガーは海底人の支配から逃れ、メガロと対峙することに。海底人はガイガンを呼び寄せジェット・ジャガーを追い詰めるが、そこにジェット・ジャガーのために怪獣島からゴジラが駆けつけた!
1974年・映画・カラー・88分
監督:福田純 脚本:福田純/山浦弘靖 原作:関沢新一/福島正実
特撮監督:中野昭慶
出演:大門正明/青山一也/田島令子/平田昭彦
ゴジラ生誕20周年記念のシリーズ第14作。地球征服を企む大宇宙ブラックホール第三惑星人が、ゴジラを徹底的に分析して作り上げたメカゴジラを日本に出現させた。死闘の末、2頭のゴジラは傷を追いながら姿を消す。宇宙金属の謎を追って沖縄に向かった宮島博士(平田)らは、そこに大宇宙ブラックホール第3惑星人の基地を発見するが、捕らえられ、メカゴジラの修理を強制される。一方、同じく沖縄に向かった清水(大門)は洞窟で発見された置物に書かれた古代文字に従い、伝説の怪獣キングシーサーを召喚する。メカゴジラ、ゴジラも沖縄に上陸し、三大怪獣による死闘が始まる。SF的要素を含んだメカゴジラが大人気を博した。また当時、返還間もない沖縄を舞台にしたところも話題になった。
1975年・映画・カラー・87分
監督:本多猪四郎 脚本:高山由紀子
特撮監督:中野昭慶
出演:佐々木勝彦/藍とも子/平田昭彦/睦五郎
大ヒットした前作に続くメカゴジラシリーズの第2弾。ストーリーも前作を受け継ぎ、メカゴジラ人気を不動のものとした。沖縄の戦いでゴジラに破壊されたメカゴジラ。大宇宙ブラックホール第三惑星人は真船博士(平田)を利用し、最新技術でメカゴジラを復元修理する。真船博士が操るチタノザウルスとともに、メカゴジラが町を破壊しはじめたとき、ゴジラが姿をあらわした。’54年の『ゴジラ』から続いたシリーズは本作で一旦終了。ゴジラの生みの親でもある本多猪四郎の劇場最終作でもあり、シリーズを通して区切りとなる作品になった。
1984年・映画・カラー・107分
監督:橋本幸治 脚本:永原秀一
特技監督:中野昭慶
出演:小林桂樹/田中健/沢口靖子/宅麻伸
ゴジラ生誕30周年を記念して、前作の「メカゴジラの逆襲」('75)以来実に9年ぶりに製作されたゴジラシリーズ第16作。今回のゴジラは第1作「ゴジラ」('54)から直結した続編。大黒島噴火の折に消息を絶っていた一隻の漁船が発見された。船からは放射能の影響で巨大化したフナムシが発見され、ただ一人救助された生存者は巨大な生物を目撃していた。生物学者・林田(夏木陽介)はゴジラが蘇ったと断定。原子力発電所を襲ってエネルギーを蓄えたゴジラは、自衛隊の精鋭部隊が待ち構える東京湾に姿を現した。林田は火山の爆発火口にゴジラを誘導し落とし入れる計画を実行しようとするが・・・。果たして人類はゴジラを倒せるのか!?
1989年・映画・カラー・108分
監督:大森一樹 脚本:大森一樹 原案:小林晋一郎
特技監督:川北紘一
出演:三田村邦彦/田中好子/高橋幸治/高嶋政伸
シリーズ第17作。今作はストーリーが一般公募され、5000本を超える応募作品の中から選ばれたストーリーを、ゴジラシリーズ初監督の大森一樹が映画化。新宿副都心の大破壊から5年。核兵器を無力化し、世界の軍事バランスをも左右する抗核バクテリアを作り出せるゴジラ細胞(G細胞)を巡る争奪戦が繰り広げられていた。遺伝子工学の権威・白神博士(高橋)は、亡くなった娘の細胞を密かにバラの花に融合していたが、娘の細胞を生かすため、G細胞をバラの種子に組み込んだところ、巨大怪獣化しビオランテが誕生した。そして三原山で目覚めたゴジラは東京を目指す。同じ細胞を持つ分身同士の闘いが始まる!
1991年・映画・カラー・106分
監督:大森一樹 脚本:大森一樹
特技監督:川北紘一 音楽:伊福部昭
出演:中川安奈/豊原功補/小高恵美/土屋嘉男
前作「ゴジラVSビオランテ」に続き大森一樹監督、川北紘一特技監督のコンビで再び製作。今回はシリーズ中もっとも凶暴なライバルとして注目されたキングギドラを再登場させ、空前のバトルを展開。1992年、東京上空に23世紀の未来人を乗せたUFOが飛来する。彼らは、未来の日本はゴジラの原子力発電所破壊による核汚染により死滅するので、歴史を修正し日本人を救うために来た、と告げる。日本政府は、恐竜がゴジラと化す前の時代にタイムワープして、ゴジラの存在を歴史から消滅させようとする。作戦は成功したかに見えたが・・・。
1992年・映画・カラー・106分
監督:大河原孝夫 脚本:大森一樹
特技監督:川北紘一
出演:別所哲也/小林聡美/村田雄浩/小高恵美
シリーズ第19作。シリーズの超人気者モスラが復活した大ヒット作!クライマックスは"横浜・みなとみらい21"を舞台にしたゴジラ・モスラ・新怪獣の"モスラの分身"=バトラの三つ巴決戦!インファント島で巨大なモスラの卵が発見され、卵を守っていた"小美人"コスモスの2人は、モスラの宿敵怪獣"バトラ"の復活を予測する。卵を日本へ運ぶ途中、突如ゴジラが出現。生まれたばかりの幼虫モスラと戦うゴジラ。その時、名古屋の街を破壊してきたバトラが参戦、三つ巴の大乱戦が始まった。ゴジラとバトラの海中での激しい戦いの隙をついて、モスラはインファント島へと戻るが、日本に連れてこられたコスモスの歌に惹かれるように、モスラは再び日本へ・・・。
1993年・映画・カラー・111分
監督:大河原孝夫 脚本:三村渉
特技監督:川北紘一
出演:高嶋政宏/佐野量子/小高恵美/原田大二郎
シリーズ第20作。ゴジラ生誕40周年記念作品。「メカゴジラの逆襲」から18年ぶりにメカゴジラが人類の「対ゴジラ新兵器」として登場する。古生物学者の大前博士(川津祐介)と助手の五条梓(佐野)はアドノア島で謎の卵を目にするが、そこに怪獣ラドンが襲来。続いてゴジラも出現しラドンとの戦いが繰り広げられた。そして、日本に運ばれたその卵からベビーゴジラが誕生する。ベビーゴジラを追って上陸を果たすゴジラ。そのころ国連G対策センターは、超兵器・メカゴジラを完成させていた。ラドンやベビーゴジラも登場するメリハリの利いたバトルシーンによって、過去のキャラクターを次々と復活させた平成ゴジラシリーズの中でも1、2を争う傑作となっている。
1994年・映画・カラー・111分
監督:山下賢章 脚本:柏原寛司
特技監督:川北紘一
出演:橋爪淳/小高恵美/中尾彬/柄本明
シリーズ第21作。宇宙空間のG(ゴジラ)細胞から生まれた宇宙怪獣スペースゴジラ、究極の対ゴジラ兵器モゲラ、ベビーゴジラの成長形・リトルゴジラ、ミニサイズのモスラ=フェアリー(妖精)モスラが登場!G(ゴジラ)対策センターは、対ゴジラ兵器・モゲラによる"Mプロジェクト"と、テレパシーでゴジラを制御しようという"Tプロジェクト"を進めていた。Gフォースの隊員・新城(橋爪)と佐藤(米山善吉)は、Tプロジェクト遂行のため、ベビーゴジラが巨大に成長した"リトルゴジラ"のいる南太平洋のバース島に送られた。ある日、G対策センターのモニターに映ったのは、宇宙に飛散したG細胞から生まれた凶暴な戦闘生物スペースゴジラの姿。スペースゴジラはゴジラに引き寄せられるように地球に向って来た・・・!
1995年・映画・カラー・107分
監督:大河原孝夫 脚本:大森一樹
特技監督:川北紘一
出演:辰巳琢郎/石野陽子/林泰文/高嶋政宏
"ゴジラ死す"の衝撃的なキャッチコピーが話題となったシリーズ第22作。第1作で登場したオキシジェンデストロイヤー(水中酸素破壊剤)が41年の歳月をかけて生み出した新怪獣、デストロイアとゴジラの壮絶な闘いを描く。香港に赤いゴジラが出現!ゴジラが吐き出す放射能熱線で香港は炎と黒煙に包まれた。ゴジラの体内にある原子炉で異変が起きており、核爆発を起こす可能性が示唆された。一方、東京湾の海底ではかつてゴジラを葬った科学兵器オキシジェンデストロイヤー(水中酸素破壊剤)の影響を受けた新生命体・デストロイアが誕生、東京の臨海副都心を恐怖に陥れた。次々に姿を変えて進化していく完全生命体・デストロイアとメルトダウン寸前のゴジラの死闘が始まる・・・。
1999年・映画・カラー・111分
監督:大河原孝夫 脚本:柏原寛司/三村渉
特殊技術:鈴木健二
出演:村田雄浩/阿部寛/西田尚美/佐野史郎
シリーズ第23作。北海道の根室にゴジラが上陸。町を破壊し姿を消すが、茨城県の東海村に再度上陸を果たす。一方、危機管理情報局により茨城県鹿島灘で発見された謎の岩塊が突然飛行を始め、ゴジラと対峙する。ゴジラが熱線を放射すると岩塊の中から巨大UFOが姿をあらわした…。初期のゴジラが持っていた不気味さをコンセプトに新たにデザインされたゴジラは、顔、背びれ、表皮が特徴的な凶暴な怪獣に変貌を遂げた。ストーリーもゴジラ、人間、UFOの3要素が絡み合い、ゴジラの普遍性と謎がさらに深まる仕上がりになっている。
2000年・映画・カラー・109分
監督:手塚昌明 脚本:柏原寛司/三村渉
特殊技術:鈴木健二
出演:田中美里/谷原章介/伊武雅刀/星由里子
ゴジラシリーズ第24作。防衛庁内に設立されたG対策本部では、ゴジラを人工ブラックホールで異次元に転送し、完全消滅させる「G消滅作戦」に基づいて、すべてを吸い込み別次元に葬り去る新兵器、"ディメンション・タイド"の試射が行われた。しかし、その実験でブラックホールによる時空の歪みが発生、古代の巨大昆虫の幼虫"メガヌロン"が現代に蘇ってしまう。彼らはゴジラのエネルギーを吸収して凶悪怪獣"メガギラス"に変身を遂げ、町を壊滅状態に陥らせる。新怪獣・メガギラスとゴジラ、そして人類の三つ巴の戦いが東京・お台場を主戦場に繰り広げられる。