岡山・倉敷市で不明の小５女児を保護、男を監禁容疑で逮捕

TBS系（JNN） 7月20日(日)8時45分配信

　今月１４日から行方不明となっていた岡山県倉敷市の小学５年生の女子児童は、１９日無事保護されました。児童を監禁していた疑いで４９歳の男が逮捕されました。

　ほとんど手がかりのなかった事件ですが、行方不明となって丸５日で大きく動きました。

　「被疑者を、午後１０時２２分、監禁の事実で現行犯逮捕いたしました」（岡山県警の会見）

　監禁の現行犯で逮捕されたのは、岡山市北区楢津の自称・イラストレーターの藤原武容疑者（４９）です。警察の調べによりますと、藤原容疑者は今月１４日夕方、岡山県倉敷市で学校から帰宅中の小学５年生の女子児童を自宅に連れ帰り、５日間にわたり監禁していました。警察は児童の顔写真を公開し、情報提供を呼びかけるとともにＧＰＳ付きの携帯電話の捜索に全力をあげていました。

　容疑者逮捕の決め手になったのは、現場で目撃されていた車のナンバーでした。警察によりますと、藤原容疑者の部屋には、アニメのポスターなどが貼られていたということです。今のところ児童を監禁した理由などは、まだ分かっていません。保護された女子児童にけがはありませんでした。

　「もう、言葉にしようがありません」（児童の親族）

　逮捕された藤原容疑者は、調べに対して、落ち着いた様子で受け答えをしていて、監禁の容疑を認めているということです。（20日08:00）