涼やかに舞う弥富金魚、中部空港　旅行客うっとり

　金魚の三大産地の一つとして知られる愛知県弥富市が金魚の美しさを知ってもらおうと、中部空港（同県常滑市）で色とりどり、模様も形もさまざまな金魚の展示を始めた。

　幅１・８メートルの水槽が二つ並べられ、大きく優雅なひれが美しい「リュウキン」や、愛らしい「デメキン」などが涼やかに水中を舞う姿を、国内外の旅行客が足を止めて楽しんだ。

　８月６日までの期間中に計３０種、５００匹を入れ替えながら展示する。

　家族４人で訪れた三重県四日市市の小学３年森田和幸君（９）は「ひらひらしていて、すごくきれい。難しそうだけど、家で飼ってみたい」と見とれていた。