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【ゴルフ】

吉田弓美子が連覇へ首位タイ

2014年7月19日 紙面から

サマンサタバサ・レディース第1日、ホールアウト後に笑顔を見せる吉田弓美子(左)と成田美寿々=茨城・イーグルポイントGC

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◇サマンサタバサ・レディース<第1日>

 ▽18日、茨城県稲敷郡阿見町・イーグルポイントGC(6528ヤード、パー72)▽曇り、気温24・5度、風速2・5メートル▽賞金総額6000万円、優勝1080万円▽108選手(うちアマ4人)▽観衆2681人

 開催コース所属の吉田弓美子(27)が大会連覇へ向け6バーディー、ノーボギーの66をマーク、成田美寿々(21)=オンワードホールディングス、中村香織(27)らとともに6アンダーで首位発進を決めた。ツアー史上初となる所属コースでの2年連続Vなるか。1打差の5アンダー6位に大会主催会社所属で美女プロとして注目の香妻(こうづま)琴乃(22)ら5人が続いている。

 1年前のうれしすぎる記憶はまだ鮮明だ。「もし願いがかなうなら、ここで優勝して従業員のみんなと記念撮影したいんです」と最終日に5打差から追いつき、プレーオフVを実現した吉田。1年たっても“1番の座”は離さなかった。

 「朝から大変緊張していて、食事もおにぎり半分しか食べられなかったくらい。落ち着いて、と自分に言い聞かせながらやった中でのこのスコア。正直、驚いてます」。3番で5メートルのパットを沈めたのを皮切りに、5、8、9番と前半9ホールで4バーディー奪取。ボギーは1つも出さぬまま、終盤の16、17番で連続バーディーを追加して、66のロケット発進だ。「またここに続けて座ることができてうれしいです」と記者会見の席についた。

 昨季はその後、賞金ランク5位まで上り詰めた。「ツアーに出ているとなかなかコースに来られなくて“幽霊所属”なんですよ」という。シーズンオフの1月には親睦を深めようと「感謝の気持ちを込めて」ハウスキャディー20人以上を招き、自ら主催してしゃぶしゃぶ会を行った。さらに、従業員運動会にも参加し「今は全員に(顔と名前を)覚えていただいたと思います。私も知ってます」。それだけに、応援は昨年以上に熱い。

 「みなさんと一緒にどこかへ行けるぐらいに仲良くなったので、今年はこれからもっといっぱい稼いで、社員旅行にご招待できるくらいになったらいいな」。律義な太っ腹V旅行実現へ、まずはツアー史上初の「所属コース開催大会連覇」だ。 (月橋文美)

 

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