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鬼平と出世―旗本たちの昇進競争 (講談社現代新書)
 
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鬼平と出世―旗本たちの昇進競争 (講談社現代新書) [新書]

山本 博文 , 黒鉄 ヒロシ
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容紹介

根まわし、政略婚、嫉妬、ゴマすり、密告
人事で読む江戸社会

庶民に愛された長谷川平蔵がなぜ町奉行になれなかったのか?
松平定信の真意、ライバルたちの暗闘を寛政期の史料から読み解く。

●鬼平の陰にいた“名奉行”
●有能な人材が競った寛政期
●紛糾した北町奉行の後任人事
●庶民も同情した鬼平の不遇
●「好色将軍」家斉と“乳母問題”
●森山孝盛と武士の出世
●江戸に帰って猟官運動
●出世のお札で大散財

紛糾した北町奉行の後任人事――寛政3年(1791年)12月20日、北町奉行初鹿野河内守(はじかのかわちのかみ)が死んだ。享年48とまだ若い。中風の発作だということであったが、実は御役筋に不首尾なことがあり、切腹を命じられたとのもっぱらの噂だった。後任の町奉行についても色々と観測された。、
当時、江戸で最も人気があったのは、言うまでもなく火付盗賊改の長谷川平蔵である。彼は、町奉行の万年候補であった。平蔵の対抗馬として下馬評に上がったのは、松本兵庫頭(ひょうごのかみ)という物だった。奉行は空席のままで寛政4年に入り、世間の噂はますますかまびすしい。
次に下馬評に上がったのは、小普請の組頭から目付に進んでいた中川勘三郎と勘定奉行の根岸肥前守(ひぜんのかみ)(鎮衛(やすもり)、500石)である。根岸は、有名な随筆「耳嚢(みみぶくろ)」を残している。寛政期の幕閣によほど信頼されていたのだろう。――(本書より)

内容(「BOOK」データベースより)

庶民に愛された長谷川平蔵がなぜ町奉行になれなかったのか?松平定信の真意、ライバルたちの暗闘を寛政期の史料から読み解く。

登録情報

  • 新書: 236ページ
  • 出版社: 講談社 (2002/05)
  • ISBN-10: 4061496077
  • ISBN-13: 978-4061496071
  • 発売日: 2002/05
  • 商品パッケージの寸法: 17 x 10.8 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 799,527位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 サムライでも字が書けないとは。 2003/8/26
By mocky
形式:新書
江戸時代のサムライの生活知るには最適でしょう。初級者向きだと思います。

書かれているのは、幕臣、つまり、徳川家の家来である「旗本」とか「御家人」とかが主人公です。その中でも、鬼平こと長谷川平蔵と、一般には馴染みがない、森山孝盛という二人を主軸にして、旗本達の出世競争を解説しています。時代的には、賄賂政治で悪評のある田沼意次と保守的で厳しい松平定信の二人の時代です。といっても、小説的で、かなりおもしろく、歴史書のように堅苦しくなく、それでいて、ポイントは押さえられています。

私が面白かったのは、「サムライ」でも字が書けなかったということと、賄賂にしろ、実力にしろ、固定化した社会の中では権力者がどちらか極端になってくれた方が、出世しやすいということでした。
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 ムカシもイマも… 2006/10/5
形式:新書
 本書は、幕府直参たる旗本たちが、どのような形で役職を得、また、己の処遇といった面を含め、幕府の人事に対して如何なる見方をしていたかにつき、一般の読者向けに、分かりやすく解説するものです。
 生まれた時から石高・家格という形で基本的な処遇が定まっている直参たちですが、そんな彼らにとっても、公職への就任や幕府内での出世は他の何物にも代えがたい極めて大きな関心事だったようです。定期異動の際、出回る下馬評に一喜一憂する様子や、花形ポストに補職された人物に対する毀誉褒貶、さらには将来に向けての世論対策や猟官運動など、昔も今も、役人というものは人事と出世が大好きという点では全く変わらないものと感心しました。人事に向けるエネルギーの源が、単なる権力志向ではなく、より良い行政に向ける情熱であることを祈るばかりです。
 事ほど左様に、現代にも通じる人の本性の一面を扱っているだけに、江戸時代の話ながら、今の我々にもピンと来るようなエピソードが多数収められており、フムフムという感じで楽しく読める一冊です。カジュアルに歴史を楽しみたい向きには、是非おススメしたいと思います。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 気楽に読める侍の生活 2005/6/21
形式:新書
寛政年間の旗本の出世を記録で追う。特に長谷川平蔵とその後継者の森山孝盛を中心に出世への希求と現実を「よしの冊子」などを参照しながらまとめる。平蔵は400石で火付け盗賊改めは悪くない出世であったが、望んでいた町奉行になれなかったとか、森山孝盛は目付けとして活躍したが、左遷させられ火付け盗賊改めになったとか面白い話も多い。また、目付けというのはスパイの元締めようなものかと思っていたが、将軍の政策スタッフであったとか、火付け盗賊改めは、先手組という軍事職制の加役として行われたとか、知らなかったことも多かった。
著者は東大の教授にして歴史学者。気楽に読める本。
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