◇マツダオールスターゲーム<第1戦> 全セ7−0全パ
全パは2012年第2戦(松山)以来のゼロ封負けだったが、楽天・星野監督の手術などで二転三転し、土壇場でおはちが回ってきた伊東監督(ロッテ)は「完敗。でも全選手使ってケガなく終われたのはほっとしてる」と胸をなで下ろした。
9回の攻撃前「点が取れてないから何か違うことしようかと。少しは見せ場を作らないとね」と、シーズンさながらに円陣を組んだ。結局実らなかったが、第2戦に向けての戦う姿勢はみせた。
大量失点も「変化球でかわしたりせず攻めの投球してた」と投手を評価しながらも「ある意味それが打ちやすかったのかも。明日は勝てるように工夫するかな」と、このまま終わるつもりはない。ただ「大谷は160(キロの球速が)出る投手。今回は投手だけで、と(日本ハムから)言われているので、1イニングだけだし、全球真っすぐ勝負してもらいたい」と厳命していた。 (竹村和佳子)
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