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カモの親子 800メートル歩き引っ越し7月19日 16時11分
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京都市の寺の池で暮らすカモの親子が、近くの鴨川までおよそ800メートル歩いて引っ越しをしました。
京都市の要法寺の池では、カモのつがいが子育てをしていて、毎年この時期に近くを流れる鴨川に住みかを移します。
カモの母親は19日午前8時ごろ、8羽の子ガモを連れておよそ800メートル離れた鴨川に向けて出発しました。
途中の道のりには細い路地や交通量の多い大通りなどがあり、大通りでは警察官が車の通行を規制して、無事に川にたどり着けるよう見守りました。
カモの親子は出発からおよそ45分で鴨川への引っ越しを終え、見守っていた人たちからは拍手がわき起こっていました。
寺でカモの世話をしてきた住友宏子さんは「少しさみしいですが、引っ越しが無事に済んでほっとしました。餌が豊富な鴨川で元気に成長してほしい」と話していました。
子ガモたちは、このあと1か月余りで親から離れ、再来年の春につがいになって周辺の池などに巣を作り繁殖の準備を始めるということです。
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