イジメというものが存在しない一貫校で思春期を過ごした。
もしかしたら、たまたま、うちの学年がすごく仲良かっただけかもしれないけれど、部活の先輩が後輩に意地悪したりといった話でさえ、一度も聞いたことがなかった。
皆それぞれの趣味や勉強に没頭していて、もちろん心の中までは分かりかねるけれど、他人を羨んで貶めたりする子は一人も居なかった。
ツイッターなどでよく出回っている、女子校あるある的な話も7割方ピンと来ないので、ちょっと特殊な環境だったんだな、と今になって気付く。
「マリア様がみてる」じゃないけれど、なんとなくそれに近い雰囲気があって、
今でも百合趣味をやめられないのは、たぶん、この風土で育ったせい……。ということにしておく。
余談だし2次元の話だけど、ほむほむがまどかに特別な感情を持ってるってこと、第一話ですぐ分かったよ。同じニオイがした。笑
社会に出ると、今まで遭遇したことのない悪意に触れて、驚いた。
息を吐くように笑顔で嘘をつく人、あることないこと吹聴して孤立させようとする人、幸せな人を見ると引きずり下ろそうとする人、「人の不幸は蜜の味」な人。
ただ、そこに存在するだけで悪目立ちして同性から叩かれるタイプだったわたしが、紆余曲折を経て身に付けた処世術は、以下の3つ。
「目立つような発言や行動はできるだけ避ける」
「幸せアピールや自慢はしない。不幸エピソードを中心に話しておく」
「群れない」
苦手だけど関わらざるを得ない人達を、上の処世術で牽制して最低限の社会性を保ちつつ、好きなように生きる。
職場の飲み会や女子会も可能なかぎり行かない。
愚痴と悪口大会にしかならないだろうから、時間とお金の無駄だと思ってる。
つまらない人間関係をキープするために時間と心を割く暇があったら、本を一冊読んだり、好きな人と好きな話をしたり、趣味を嗜んだりしたい。
「協調性がない」「ワガママ」「性格悪い」と言われたりもするけれど、自分の心を殺して、苦手な人と苦手な付き合いをして精神をすり減らすよりも、遥かに楽。
そのまま気にせず一匹狼を貫いていると、味方になってくれる人が必ず現れる。
八方美人じゃないし、嘘をつかないから、好きな相手への好意もそのまま受け取ってもらいやすいし、ますます好いてもらえる。
もし人が集まらないとしたら、それは、魅力・個性・面白さ・謙虚さ・守ってあげたくなるような殊勝さ……など、何かが欠けているから、かもしれない。
あとは、「甘やかしてくる人」「イエスマン」「隷属する人」といったタイプの異性ばかりが集まる場合も、自分に問題があるかもしれない。
おそらくそれは、あなたのメンヘラオーラに引き寄せられた人達の可能性が高いから、気をつけないと祭り上げられて、どんどん調子に乗って周りが見えなくなって、オタサーの姫化するか堕落してしまうはず。
尊敬できて、かつ厳しいことや耳に痛いことを言って叱ってくれる人こそ、身近に居てもらって、最も大切にすべきだと思う。
「必要な人と必要なだけ、必要な時に出会えるように人生はできている」って、
わたしは本気で信じてる。
今まではその通りになってきた。これから先はどうなるだろう。わからない。
常にもっと良い方法を模索中だけど、これが今現在の、わたしの現実での処世術。
とりあえず、はてなではちょっとだけ馴れ合ったりしてみようかな。
id:feitaさん(脳内で金髪ツインテツンデレ美少女に勝手に変換して癒されてる)にオタクネタで絡みまくって迷惑がられてみようとおもう。笑
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