「学習サポーター」奮戦記 (1)
……「今日の宿題は国語の書き取りと、文章で表現された算数の問題である。国語はノートの文字をなぞることと、新しいマス目にその言葉を書くといったもので、算数は例えば「すずめが8羽電線にとまっている、3羽飛んでいった。すずめは何羽になったでしょう」と言った問題である。
中には早とちりで「飛んで行った」を「飛んできた」と読む(?)子もいてなかなか面白い。
さすがに小学校程度の算数なら、一瞬見ただけで分かるので、○を付けるのも早い。出来るだけ大きな○を付け、「たいへん、よくできました」と添えたり、晴れの日には太陽のポンチ絵を描いてあげると大変喜ぶ。
中には、「先生100点ってかいて!」とねだる子もいる。それだけに、間違っているところがあると、その対応に気を遣う。たいていが所謂ケアレスミス(注意力散漫)であるため本質的ではないが、もう少し落ち着いてやる必要があると言うことだ。
「あーーー、おしい!ここが合っていたら100点だったのに、残念!はいここだけ書き直してきて下さい」というと、素直に書き直して再提出をしてくれる。
私は兎に角大きな声で評価のすることにしている。時にまとまった字や大きな力強い字を書く子供には、「お!、きれいな字だね」とか「これは、力強いかっこいい字だね」などと誉めることを忘れないようにしている。
子供は実に素朴で、100点を貰ったとか、誉められたとかすると素直に反応し喜んでくれる。
学ぶことで評価され、かつ誉めて貰うことで次へのモチベーションアップになれば言うことない。
宿題をこなすことは必要だが、宿題をして満足感を得るところまで行かないと真のボランティアのミッションには欠けると思うわけだ。
ボランティアにとっては、実に短い45分であるが、1年生にとっては、緊張が続く限界なのであろう、途中立ち歩いたり、黒板に悪戯書きをしたりする子が出てくる。
そんなときどういう風に叱ったらいいのか、今日は大きな声で「さあ今から黒板に悪戯書きをしている子の写真を撮って校門に張ってこの子達は悪い子ですと書きます」と注意した。大半の子はそれで自分の席に戻った。……
(現役時代は、大型船や石油掘削など大きなプラントの設計をされていた方です。ブログより引用させてもらいました。)
|