6月29日(日)、北千住のシアター1010にて、アニメ「月刊少女野崎くん」のトークショー付きの先行上映会が開催された。本イベントは昼夜の2回行なわれたが、このレポートでは昼の回を紹介する。イベントではまず、完成したての第1話を上映。原作の魅力であるキャラクターたちのコミカルなやりとりに会場は大盛り上がり。EDまで笑いが絶えなかった。
笑い声が入り混じった大拍手の後、ステージには中村悠一(野崎梅太郎役)、小澤亜李(佐倉千代役)、岡本信彦(御子柴実琴役)、中原麻衣(鹿島遊役)が登壇。冒頭、中村が、本作では、「プレスコ」という、セリフをアニメ映像より先に収録する手法を利用していることを明かし、「まだ絵がないから、絵コンテのイラストを見て収録していたりする」というエピソードも語った。岡本は、「完成したアニメの絵が僕らの声に合わせてくれている!すごい!」とコメントした。
中原が司会を務め、まずは、4人でそれぞれが演じるキャラクターたちを紹介。小澤は、千代について、「すごく表情豊か」と語り、中村が「野崎に表情があまりないので、2人いっしょにいることでバランスを取っている」と付け足した。中原は、オーディションの際のスタッフの反応から、合格の連絡をもらったときに、自身が演じるのは鹿島遊ではなく、瀬尾結月(CV・沢城みゆき)と勘違いしていたと暴露した。この後、4人以外のキャラクターたちの紹介も続き、作中漫画の「恋しよっ♥」の登場人物である鈴木とマミコがスクリーンに登場したときは、客席からは一層大きな歓声があがっていた。
続いては、「この人ってどうよ?」のコーナー。くじ引きで選んだキャラクターについて、それぞれが思い思いに語った。最初は、御子柴実琴。中村が、「身の回りに御子柴みたいな人いる?」「もしいたら、友達になりたい?」と、岡本に質問。岡本は、「いっしょに海に行って、放置して、彼を観察したい」と返答。中村は、「果たしてその付き合いは友達と言えるのか……」とツッコミをいれていた。
話題は瀬尾結月のことにうつり、インタビューで、「好きなキャラクターは?」と聞かれると、男性声優陣は、大体、瀬尾結月と答えていると、中村が発言。「一緒にいて、勝手に振り回してくれるから楽」と語った。「結月は友達としてどう?」と聞かれた小澤・中原も、「確かに、楽かもしれない」「裏表のないさっぱりした性格」と賛同していた。
お次は、「絵心あるのはだぁれ?」のコーナー。中村・小澤・岡本の三人がお題に沿ったイラストを描き、観客の拍手の大きさで誰が一番上手いかを決定することになった。 最初のお題は、「キリン」。小学生の頃、絵画教室にも通ったことがあると自身満々だった岡本だったが、公開した途端、会場中にどよめきと笑いが起こった。岡本の絵を見た中村は、「絵画教室は一体どこへ……!?」とツッコミをいれた。その中村も、「キリンという言葉を最大限に解釈した」と、女優の「樹木希林」の似顔絵?を描き、会場中から笑いを得ていた。ポイントを獲得したのは、「かわいい!」と会場中から賛美の声を得た小澤だ。
次のお題は、ビデオレターから発表。作中の漫画、「恋しよっ♥」に出てくる鈴木役の宮野真守と、マミコ役の三宅麻理恵が登場。「人間界と関わりがない……」と自身の演じる役の特殊な立ち位置について、笑いを混じえながら語った。そんな2人から出されたお題は、「パンダ」。ここでも、無難に小澤がポイントを獲得した。3ポイントが獲得できる最後のお題は、またまたビデオレターから出題。小野友樹が登場し、自身が演じる堀政行について、「激しくも実直なキャラクター」と語った。収録現場については、「超楽しい!」「学校の休み時間みたいな雰囲気」とコメント。出したお題は、「わんこそばを食べている小野友樹」。ここでは中村が勝負を制し、優勝の証として、作品中である意味重要なアイコンとなる〝タヌキ〟を模した、「東京ぽんぽこ本舗」の菓子「ぽんぽこおやじ」が送られた。
最初から最後まで笑いの絶えないイベントも、閉幕の時間に。最後は、出演者たちのファンへのあいさつで締められた。
「原作は4コマなので、テンポよく見ることができる作品だと思います。ぜひ、全話かかさず見ていただけたらうれしいなと思います。今日はありがとうございました!」(岡本)
「みなさん全員がこの空間を楽しんでいただけているなと感じました。今日は楽しくMCをやらせていただきました。本当にありがとうございました。鹿島くんは第1話以降に出番がありますので、引続きアニメをチェックしてくださいね」(中原)
「緊張していたんですが、アニメを見ているみなさんの笑い声が聞こえてきて、すごくうれしくなりました。これからどんどんおもしろくなっていくので、今度はテレビの前で笑っていただけたらと思います。バランスよく原作の話がアニメに詰まっているので、みなさんのお気に入りのシーンなどなどいっぱい探せると思います。楽しみにしていてください」(小澤)
「つい先日、無事に最終回のアフレコを終えまして。でも、そこからさらに、みなさんにお届けできるものを今収録しています。僕は今、取材を受けたりして1クール録り終えた分の気もちを整理している最中なんですけども、放送が始まる前にみなさんにこういうかたちでお届けできて、生の反応を聞けたのは本当にありがたいです。家族の方や幅広い世代に男女関係なく見ていただける作品だと思うので、ぜひみなさん、家族や友達と楽しんでください」(中村)
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
TVアニメ「月刊少女野崎くん」
公式サイト:http://www.nozakikun.tv/index.html
公式ツイッター:@nozaki_anime
【スタッフ】
原作=椿いづみ(掲載「ガンガンONLINE」スクウェア・エニックス刊)
監督=山﨑みつえ
シリーズ構成・脚本=中村能子
キャラクターデザイン・総作画監督=谷口淳一郎
チーフ演出=竹下良平
美術監督=河野次郎
色彩設計=石黒けい
撮影監督=伊藤邦彦
編集=武宮むつみ
音響監督=松尾 衡
音楽=橋本由香利
音楽制作=KADOKAWA(メディアファクトリー)
アニメーション制作=動画工房
【キャスト】
野崎梅太郎=中村悠一
佐倉千代=小澤亜李
御子柴実琴=岡本信彦
堀 政行=小野友樹
若松博隆=木村良平
鹿島 遊=中原麻衣
瀬尾結月=沢城みゆき
宮前 剣=三宅健太
前野蜜也=小野大輔
都ゆかり=川澄綾子
鈴木三郎=宮野真守
マミコ=三宅麻理恵
©椿いづみ/スクウェアエニックス・「月刊少女野崎くん」製作委員会