安保理の緊急会合 ロシアは反論7月19日 4時50分
マレーシア航空の旅客機がウクライナ東部で撃墜された問題で国連の安全保障理事会では緊急の会合が開かれ、欧米各国やウクライナが、撃墜は親ロシア派の武装集団によるものだと非難したのに対し、ロシアは領空の安全を確保する責任はウクライナ側にあったと反論しました。
国連安保理では18日午前、日本時間の18日夜遅くから、ウクライナの要請を受けて緊急の会合が開かれ、冒頭、犠牲になった旅客機の乗客や乗員に黙とうがささげられました。
このあと、欧米各国から旅客機が親ロシア派の武装集団に撃墜されたという情報が数多くあるとして、武装集団とロシアの対応を非難する声が相次ぎました。
このうちアメリカのパワー国連大使は、「すべての犠牲者のために、なぜこのようなことが起きたのかを究明しなければならない。この悲劇はロシアが武装集団を支援してきたことの結果だ」と述べました。
またウクライナのセルゲーエフ国連大使も、武装集団がロシア軍から提供された地対空ミサイルを使って旅客機を撃墜した証拠があるとして、ロシアを強く非難しました。
これに対してロシアのチュルキン国連大使は、誰が関与したのかには触れないまま、「なぜウクライナ政府は戦闘が行われている空域に民間の航空機を入れたのか。自国の領空で航空機の安全を確保する責任はないのか」と述べ、あくまでもウクライナ側の責任を問う姿勢を示しました。
安保理は18日、国際的な調査を求める報道機関向けの声明も発表しましたが、欧米とロシアとの対立が続くなか、調査の実施に向け各国の足並みがそろうのか予断を許さない情勢です。
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