2014.7.18 21:00〜23:04 日本映画HD放送解説字幕10分拡大ノーカット放送
借りぐらしのアリエッティ
小人の少女の日常を丁寧に描写した
宝箱のようにキラキラした物語
スタジオジブリ最新作「思い出のマーニー」公開前日に登場するのは、米林宏昌監督の前作にして映画監督デビュー作となった、大ヒット作「借りぐらしのアリエッティ」。古い一軒家の床下で“借りぐらし”をしている小人の少女の初恋と冒険を描いた青春グラフィティだ。両親に愛されて育った好奇心旺盛な14歳・アリエッティと家族の絆に憧れる病弱な12歳の少年・翔の心の揺れ動きに寄り添いながら、小人たちの慎ましい生活をリアルに描写していく。ガラス瓶や缶など人間にとっての“ゴミ”を上手にリサイクルして暮らしている小人たちには、“人間に見られてはいけない”という掟がある。その掟が破られるとき、物語は大きく動き出す…。
小人たちが暮らす床下の家の内装と、純和風の家を洋風にリフォームした翔の暮らす家。それぞれに暮らす人の性格を感じさせる、雄弁な美術にも注目だ。
アリエッティ(志田未来)は、しっかり者の父・ポッド(三浦友和)と心配性の母・ホミリー(大竹しのぶ)と、東京郊外の一軒家の地下で“借りぐらし”をしている小人の女の子。彼女の住む家に、ある日、翔(神木隆之介)という少年がやってきた。心臓病の手術を前に母が仕事の都合で海外に行ってしまったので、しばらく祖母の妹の貞子(竹下景子)とお手伝いさんのハル(樹木希林)に世話になることになったのだ。
その夜。アリエッティは、人間の家のものをほんの少しだけもらいにいく“借り”に人生初めて挑戦することに。しかし“借り”の途中で翔から声をかけられ、そのショックで母から頼まれていた角砂糖を落としてしまった! “人間に姿を見られてはいけない”という小人の掟を破ってしまったことに落ち込むアリエッティ。ポッドはこれ以上人間に近づかないように忠告するが、そうとは知らない翔はアリエッティに角砂糖をプレゼント。アリエッティも好奇心を抑えることができず、翔の寝室に一人で出かけて行ってしまう!!
翔の優しさに少しずつ惹かれていくアリエッティ。しかしポッドは家族の安全のために住み慣れた家を引っ越す準備を始めていた。そんな中、小人の仲間が生きていたことが判明し…。一方、翔もアリエッティの力になろうとするのだが、翔の行動を不審に思っていたハルに小人の存在がバレてしまい、史上最大のピンチが訪れる!
ツイートを共有すると20PTプレゼント!