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海外では絶好調、でも日本では…
国内ではどうしても苦しいPS4
実は、日本市場においてはPS4かなり苦戦を強いられています。日本のゲームメーカーが出しているゲームハードであるにも関わらず、海外で売れて、日本で大苦戦をしているのです。PS4の日本での販売台数は約60万台、1週間の販売台数は1万台を切ることが多くなっています。ちなみにこれは、スタートでかなり苦労したPlayStation3や、苦戦がたびたび報じられているWii Uと比べても低い数字です。
なんで、海外で売れて日本で売れないのでしょうか? ちょっと考えてみましょう。
そもそも据え置きハードが売れていない
2014年9月に日本発売予定のXbox Oneも同様に、かなりの苦戦が予想されます
なぜ携帯ゲーム機が主流になったのでしょうか? DSやPSPのヒットには「東北大学未来科学技術共同研究センター川島隆太教授監修 脳を鍛える大人のDSトレーニング」がヒットしたとか、「モンスターハンターシリーズ」に代表されるワイヤレス通信によるマルチプレイが流行ったとか、色んな要因が考えられるんですが、一方で、据え置きハード衰えの背景として、タイトル数の減少が挙げられます。
そう、実は据え置きハードの発売タイトル数というのはとても減少しています。PS3はスタートでつまずいたものの、後半盛り返してタイトルが充実した、という印象の人、多いんじゃないでしょうか。しかし、実際には、後半もタイトル数はさほど多くありません。パッケージソフトが最もたくさん発売された年で、その数約150タイトル程度。ちなみに、PlayStation2の全盛期は450タイトルを超えます。また、DSもやっぱり最盛期は約450タイトルほどが発売されているんですね。ちなみにWiiもやっぱり少なくて、最高でも年間約120タイトル程度。
じゃあ、なんでタイトル数がこんなに減ってしまったのか、というところが今度は問題になります。PS3やPS4の話を中心に、なぜタイトル数が減っているのか、その理由を考えてみたいと思います。