夏ですね。夏と言えば金曜ロードショー。金曜ロードショーと言えばジブリ!!すでにもののけ姫とトトロは放映されたけどね。せっかくなので自分の好きなジブリ作品ランキング形式でトップ10から発表していくよ^^
第10位 紅の豚
1992年 監督:宮﨑駿 原作:宮﨑駿 興行収入:54億円
主題歌:さくらんぼの実る頃
キャッチコピー:カッコイイとは、こういうことさ。
「飛ばねぇ豚はただの豚だ」というセリフを文脈も関係なしに使いまくった小学生の夏。大人向けに作られたらしいけど、子供にもかなり影響を与えてる映画だと思う。なんで豚なんだよ!と突っ込みたくなるけど、こうも違和感なく?豚がイタリア空軍のパイロットをしている前提を受け入れてしまえるのがアニメ作品(宮﨑駿)のすごいところなのだろうか。戦闘機ってやっぱいいよね。
第9位 火垂るの墓
1988年 監督:高畑勲 原作:野坂昭如 興行収入:5.9億円
主題歌:埴生の宿
キャッチコピー:4歳と14歳で、生きようと思った。
視聴率とれなくなっても毎年テレビ放映するべきだと思う。都市伝説とか色々と言われてるらしいけど、もう見たくないって人もたくさんいるのだろう。それだけ作品の持つ力が強いとも言える。今年もビデオ借りてきて見よう。
第8位 崖の上のポニョ
2008年 監督:宮﨑駿 原作:宮﨑駿? 興行収入:155億円
主題歌:崖の上のポニョ
キャッチコピー:半径3m以内に 大切なものは ぜんぶある。 by宮﨑駿
さすが宮﨑駿というか、子供向けの作品なのに、色んな考察ができる。これの後に震災と津波が来て、さすがに笑えない感じになったけど、とにかくスケールが大きい作品。今日の金曜ロードショーには不服申し上げたい。アリエッティもいいんだけど、やっぱり格が違うんだよなあ。宮﨑駿の凄さは色々あるけど、一言で言っちゃうと「大きさ」だと思う。作品の規模が桁違いなんだよね。ポニョは海を扱ってるのもあるけど、特に「大きい」って感じがする。
第7位 ハウルの動く城
2004年 監督:宮﨑駿 原作:ダイアナ・ウィン・ジョーンズ 興行収入:196億円
主題歌:世界の約束
キャッチコピー:ふたりが暮らした。
雰囲気がすごく好き。「人生のメリーゴーランド」とか、久石譲すごすぎるだろ!ストーリーは映画だけだとよくわからない部分が多いんだけど、ヨーロッパ的な町並みの空気感みたいなのがあって、もうたまらない感じ。僕はアニメとか映画を見るときは、どちらかと言えば物語やメッセージの部分よりも雰囲気を重視してるかな。このランキングもわりとそんな感じです。
第6位 魔女の宅急便
1989年 監督:宮﨑駿 原作:角野栄子 興行収入:36.5億円
主題歌:ルージュの伝言
キャッチコピー:おちこんだりもしたけど、私は元気です。
「海の見える街」がジブリの音楽の中で一番好きかもしれない。「やさしさに包まれたなら」も「ルージュの伝言」もいいよね。ユーミン(荒井由実)はジブリにとても合ってる。ストーリーはわかりやすくて、一人前になろうとする魔女の女の子の日常を綴った話。それでも、なんて言葉にしていいかわからない部分があって、やっぱりアニメの力ってすごいなあと思う。慣れ親しんだ町から箒に乗って空へ飛び立つシーン、もうそれだけ満足してしまうくらい。世界観に広がりがある。
第5位 もののけ姫
1997年 監督:宮﨑駿 原作:宮﨑駿 興行収入:193億円
主題歌:もののけ姫
キャッチコピー:生きろ。
宮﨑駿と言ったら「もののけ姫」かもしれない。これを最高傑作としてあげる人が日本では一番多いんじゃないだろうか。題材にしてるテーマであれ、表現としての完成度であれ、後のアニメや社会に与えた影響であれ、僕が説明するまでもない。ただ、公開当初は小学生だったので、すごく怖かったし軽くトラウマになった。いまだにちょっと怖い。「生きろ。」ってキャッチコピーは個人的にはまってると思う。見てると生きる力が湧いてくるような本当に偉大な作品。畏敬のようなものすら感じてしまう。
第4位 となりのトトロ
1988年 監督:宮﨑駿 原作:宮﨑駿 興行収入:11.7億円
主題歌:となりのトトロ
キャッチコピー:このへんな生き物は まだ日本にいるのです。たぶん。
何回見ただろう?同じ世代の、多くの日本人の意識の根底を形作っているのではないかとさえ思ってしまう。たとえパヤオの妄想だとしても、すばらしき昭和30年代であることにかわりはない。ジブリは日本の宝ですね。 とっとろ♪ とっとーろ♪
第3位 天空の城ラピュタ
1986年 監督:宮﨑駿 原作:宮﨑駿 興行収入:11.6億円
主題歌:君をのせて
キャッチコピー:ある日、少女が空から降ってきた…
王道の冒険活劇。男子でこれが嫌いな奴はいないだろう。天空の城とか、空から降ってくる女の子とか、古代文明が開発した戦闘ロボットとか、飛行船艦とか、いろんなロマンが詰まっている。バルス!!
第2位 風立ちぬ
2013年 監督:宮﨑駿 原作:宮﨑駿 興行収入:102.2億円
主題歌:ひこうき雲
キャッチコピー:行きねば。 by鈴木敏夫
「堀越二郎と堀辰雄に経緯を込めて」とある。タイトルは堀辰雄の小説「風立ちぬ」から。零戦の設計者、堀越二郎の人生をリアリズムで描く。解釈の仕方とか色々あると思うけど、アニメというか映像作品って、一つ一つのシーンだと思うんだよね。本当に素晴らしい。宮﨑駿の集大成と言っていいんじゃないだろうか。でも、あともう一本くらい作ってほしいな。ダメかな…(´・ω・`)
第1位 千と千尋の神隠し
2001年 監督:宮﨑駿 原作:宮﨑駿 興行収入:304億円
主題歌:いつも何度でも
キャッチコピー:トンネルの向こうは、不思議の街でした。
ジブリで一番好きなのが千と千尋。魅力的な世界観も、ささいなやり取りや仕草も、セリフや音楽も、始まりから終わりまで全部のシーンが好き。もののけ姫の後だし、ちょっと力を抜いたりCG使ってみたりして作ったらしいけど、結果的に宮﨑駿の才能が爆発した作品になってると思う。まあ、ジブリ作品に優劣なんてつけようがないかも。好みの問題だね。
あとがき
「おもひでぽろぽろ」とか「かぐや姫の物語」とか「ぽんぽこ」が入っていないので高畑勲ファンからは怒られるかもしれない。ほとんど宮﨑駿作品ランキングになってしまった。でも「火垂るの墓」はいれたからいいよね。「風の谷のナウシカ」が入ってないけど、個人的にナウシカは漫画のイメージがある。アニメはアニメで素晴らしいけど。「猫の恩返し」や「コクリコ坂」とかもいい映画だと思うけど、宮﨑駿がすごすぎるんだよなあ…。
ジブリに関しては、いつか語ってみたいと思うんだけど、読みこむ人はすごい読み方するよね。う〜ん、とりあえずアリエッティ見るか…。
▼関連項目