最新情報
2014年
7月1日、欧州最大の日本文化イベント「第15 回ジャパン・エクスポ」の名誉ゲストとしてパリを訪問中のBerryz 工房×℃-ute (Hello! Project)のメンバーが、ユネスコ世界遺産のヴェルサイユ宮殿を訪ねた後、ユネスコ本部を訪問しました。一行は、門司大使より、教育、科学、文化等の協力を通じて国際平和と人類の福祉の実現を目的とするユネスコの活動やその日本との関係について説明を受け、ユネスコ本部内の大会議場、ピカソの壁画、ミロのタイル画、日本政府の寄付により建設された平和庭園(日本庭園)等を見学しました。 「めざせ!!アイドル世界遺産」をスローガンに掲げる一行は、世界遺産、無形文化遺産を 扱うユネスコの本部訪問に感激していました。
|
|
ユネスコについて説明する門司大使 |
|
ピカソの壁画の前で大使夫妻と記念写真 |
|
ミロのタイル画の前で |
日本庭園にて |
7階テラスでエッフェル塔を背景に |
ユネスコ・カフェテリアで |
入り口広場で |
アムル執行委員会議長(エジプト代表部大使) |
6月15日~25日、カタールの首都ドーハで第38回世界遺産委員会が開催され、日本から門司大使(日本政府代表団長)や青柳正規文化庁長官に加え、大澤正明群馬県知事等が出席しました。カタール美術館庁総裁のマイヤーサ王女が議長を務めたこの委員会には、世界各国の閣僚を含む要人が多数参加し、我が国の「富岡製糸場と絹産業遺産群」の文化遺産としての世界遺産リストへの記載が決定された他、全体で26件の遺産が新たに 世界遺産として認められました。これにより、我が国の世界遺産の数は18 件、全世界の世 界遺産の総数は1007 件(161 ヶ国)となりました。 |
|
会場は磯崎新氏設計のドーハ国際コンベンションセンター |
開会式:カタールと日本の代表による |
日本が副議長として参加した 毎朝のビューロー会合 |
秘密投票のテラーを務める門司大使 |
日本政府代表団長及び前駐カタール日本大使として旧知のマイヤーサ議長を表敬訪問中の門司大使 |
「富岡製糸場」の審議の模様 (写真:共同通信社提供) |
「富岡製糸場」の記載決定を喜ぶ大澤知事、青柳文化庁長官及び門司大使(左から)(共同通信社提供) |
記載決定を受け謝辞を述べる門司大使 (共同通信社提供) |
記載決定を受け謝辞を述べる大澤知事 (共同通信社提供) |
お祝いに駆けつけた各国代表と握手 |
記者会見の模様 |
日本政府代表団の記念撮影(会議終了時) |
5月27日,ユネスコ本部にて,当代表部による後援の下,「日本酒講演・試 飲会」が開催されました。社団法人日本伝統文化国際交流協会及び市民団体ル・ ジャルダン・ジャポネが企画したこのイベントには,2名の講師の他,日本の各地(秋田県,福島県,愛知県,山口県)の蔵の協力を得,日本から参加した蔵元もいました。2013年12月にユネスコ無形文化遺産に登録された和食及び日本酒の歴史と魅力についての講演に続き,パリ所在の食材店の協力を得つつ試飲会が行われ,各国のユネスコ代表部大使や外交官,ユネスコ職員ら多くの参加者は,種々の日本酒の味を楽しんでいました。 |
|
「酒サムライ」門司大使の挨拶 |
和食についての講演の様子 |
日本酒についての講演の様子 |
講演に聴き入る来場者 |
来場者に対し各地の名酒を紹介する蔵元の方々 |
|
チーズと純米酒のコラボレーションを試す |
講師・主催団体関係者との記念写真 |
4月9日:第194回ユネスコ執行委員会「日本の夕べ」レセプション
4月9日:第194回ユネスコ執行委員会「日本の夕べ」レセプション4月9日,第194回ユネスコ執行委員会の開催時期を捉え,当代表部がパリのユネ スコ本部にて「日本の夕べ」レセプションを主催しました。このレセプションでは,門司 大使夫妻が和装でボコバ事務局長及び各国代表部大使など大勢の来場者をお迎え し,会場内は昨年12月にユネスコ無形文化遺産に登録された和食や日本酒を堪能 する人々で埋まり,盛況となりました。 |
|
ボコバ事務局長と門司大使夫妻 |
米俳優フォレスト・ウィテカー氏 |
ブラックバーン・カナダ代表部大使 |
日本酒につき説明する門司大使 |
|
|
アムル執行委員会議長 (エジプト代表部大使)との歓談 |
会場の様子 |
3月31日:甲府ユネスコ協会及び山梨県の小中学生らによる門司大使表敬
甲府ユネスコ協会は昨年,世界遺産に登録された富士山を題材とした「子ども絵画コンクール」を主催し,今般,同コンクールにて入賞を果たした山梨県内小中学校の生徒らをパリに招へいする事業を実施しました。その一環で3月31日,同一行が門司大使を表敬訪問し,日本のポップカルチャーの普及等についての講演を聴講した他,ユネスコ本部にて世界遺産センター職員による講演を聴講しました。 |
|
講演の様子 |
ポップカルチャーを語る門司大使 |
講演に耳を傾ける子どもたち |
集合写真 |
3月27日:「ESD国際交流プログラム」参加者による門司大使への表敬訪問
|
|
3月27日,日本ユネスコ協会連盟及び三菱東京UFJ銀行が実施するユネスコスクールと持続発展教育の普及を目的とした「ESD国際交流プログラム」に日本全国から参加した高校生らが当代表部を訪問し,門司大使が我が国の文化外交政策の考え方や過去に大使として駐在したイラク,カタールでの経験について講話を行いました。 |
|
|
学生を前に講演を行う門司大使 |
3月14日-15日:日本・食文化・観光イベント「セ・ボン・ル・ジャポン」
3月14日及び15日,パリにて,当代表部が後援する日本食・工芸品紹介イベント「セ・ボン・ル・ジャポン」が開催されました。2013年12月の「和食」のユネスコ無形文化遺産への登録を受け,日本食への関心が益々拡大する中,このイベントでは15社以上の関連業者が遥々日本から出展し,日本食や和食器等を紹介した他,15以上の自治体が関与し日本各地への観光をアピールしました。会場には多くの来場者が訪れ,大盛況となりました。 |
|
会場前の訪問者の列 |
来場者が続々と |
展示された和食器 |
和紙を用いたメッセージカード |
|
|
会場内の様子 |
日本各地の観光ポスターも |
3月11日,ユネスコ本部の大会議場にて,当代表部による協力の下,「広島 平和演奏会」が開催されました。これは,チェンバロ奏者として世界でご活躍 の光井安子氏が中心となって,「核兵器の無い平和な世界を未来の子供たちに」 というコンセプトの下に様々な国籍の音楽家が集い,広島で始めたイニシアテ ィブです。今回のイベントにはまた,東日本大震災から3年となる節目の日に, 日本が世界中から受けた支援と励ましに対し改めて感謝の気持ちをお伝えした いとの思いも込められています。 演奏会の第一部では日本,米国,英国,フランス,ロシア,中国及び韓国出 身の著名な独奏者による演奏が,また第二部では子供たちによる独奏及びオー ケストラ演奏が行われ,のべ約1000名の来場者がありました。これに加え, サイド・イベントとして,若手日本画家による展示会及び和菓子・日本茶によ るおもてなしも実施され,多くの来場者が日本の美と味を堪能していました。 |
|
演奏会前日,門司大使への表敬 |
エンギダ・ユネスコ事務局次長の挨拶 |
門司大使のスピーチ |
光井安子氏によるチェンバロの演奏 |
中国のソプラノ歌手ザオ氏のパフォーマンス |
ロシアのユネスコ平和芸術家マルカロフ氏 |
仏のラルビ氏が指揮する「松風」 |
韓国のソプラノ歌手ヨー氏の歌 |
小学5 年のピアニスト・西本裕矢君 |
和菓子職人の技に見入る門司大使夫妻 |
和菓子イベント会場の様子 | 日本画展示会の様子 |
3月6日,神戸大学の学生らが,海外研修の一環として当代表部及びユネスコ事務局本部を訪問しました。当代表部では,門司大使がユネスコにおける我が国の取組や文化外交政策等に加え,過去に大使として駐在したイラクやカタールでの経験について講話を行いました。 |
|
|
|
聴講する学生らの様子 |
写真を用いてイラクでの経験を語る門司大使 |
学生らとの集合写真 |
2月18日 : 西南学院大学の学生らによる門司大使への表敬訪問
2月18日,福岡県の西南学院大学の学生らが,海外研修の一環として当代表部を訪問し,門司大使がユネスコにおける我が国の取組や文化外交政策等について講話を行いました。将来,海外での活躍を目指す学生たちが熱心に耳を傾けていました。 |
|
|
|
文化外交政策等に関し話をする門司大使と聴講する学生らの様子 | |
学生らとの集合写真 |
2013年
12月2日~7日 : 無形文化遺産保護条約第8回政府間委員会
12月2日~7日,アゼルバイジャンの首都バクーで無形文化遺産保護条約第8回政府間委員会が開催され,日本からは青柳正規文化庁長官や門司大使他が出席しました。この委員会では,晴れて「和食;日本人の伝統的な食文化-正月を例として-」をユネスコ無形文化遺産として登録することが決定されました。 |
|
審議の様子 |
日本政府代表団 |
「和食」登録決定後,場内で謝意表明の |
「和食」登録決定後,インタビューに応じる |
会場では,無形文化遺産への登録が決定した各国の伝統文化が披露された。写真(左)はキルギスタンの叙事詩三部作(マナス,セメタイ,セイテク),写真(右)はベネズエラの民族音楽(サンペドロ・デ・グアレナスとグアティレのパランダ)。 |
11月19日 : ユネスコ・アジア太平洋グループ(ASPAC)主催レセプション「ASPACイブニング」
11月19日,パリのユネスコ本部において,アジア太平洋地域に所属するユネスコ加盟国がそれぞれ自国料理を提供し,「ASPACイブニング」と称するレセプションを開催し,ボコバ・ユネスコ事務局長を含む約300名の来場者が各国料理を堪能しました。日本からはお寿司や日本酒を提供し,好評を博しました。 |
|
日本料理 |
インド料理 |
タイ料理 |
ASPAC各国大使と門司大使 |
11月14日 : 当代表部主催「ユネスコ総会レセプション兼門司大使着任レセプション」
11月14日,パリのユネスコ本部にて当代表部主催レセプションが開催され,門司大使が着任の挨拶を行いました。このレセプションには,ボコバ事務局長を始めとするユネスコ事務局幹部や各国代表等450名を超える来場者があり,盛況となりました。また,日本の伝統文化を広める趣旨で伝統工芸品である京都・清水焼の作品を会場内に設置し,多くの来客が関心を寄せていました。 |
|
大勢の来場者を前にスピーチを行う門司大使 |
清水焼を鑑賞するボコバ事務局長と門司大使夫妻 |
11月13日,総会開催中のユネスコ本部において,ユネスコ執行委員会選挙が実施され,我が国は多くの加盟国の信頼を得て再選(任期は2017年まで)を果たしました。執行委員会は,総会と並びユネスコの重要な意思決定機関であり,58ヶ国の加盟国から構成されます。我が国はユネスコ加盟以来,恒常的に執行委員会委員国のポストを維持してきています。 |
|
投票結果発表の瞬間 |
当選国名を示した電光掲示板。日本の名も。 |
11月8日 : 第37回ユネスコ総会での上野文部科学大臣政務官による首席代表演説
11月8日,上野通子文部科学大臣政務官は,ユネスコ総会において,我が国代表団の首席代表としてボコバ事務局長や各国代表等の前でスピーチを行いました。このスピーチの中で上野政務官は,万人のための教育(EFA)や持続可能な開発のための教育(ESD),サステイナビリティ・サイエンスの促進及び遺産保護等,我が国の重点分野を紹介し,ユネスコとの協力を一層強化する方針を表明しました。演説全文はこちら(仮訳)。 |
|
大会議場でスピーチを行う上野政務官 |
11月8日,日本政府はユネスコと共に,持続可能な開発のための教育(ESD)に関する閣僚級朝食会をユネスコ本部で主催し,ボコバ事務局長及びタン教育担当事務局長補の他,各国から教育担当大臣等のハイレベルが参加しました。この会合では,2014年11月に愛知・名古屋及び岡山で「ESDに関する世界会議」を開催する我が国として,ESDの一層の促進の重要性を説き,各国におけるESDの普及状況や課題等に関し意見交換が行われました。また,上野通子文部科学大臣政務官が日本政府を代表してスピーチを行いました。スピーチ全文はこちら(仮訳)。 |
|
スピーチを行う上野政務官 |
会場の様子 |
大森雅夫岡山市長と飯吉厚夫中部大学総長 |
参加者からの発言の様子 |
11月7日 : 愛知・岡山主催「ESDに関するユネスコ世界会議PRレセプション」
11月7日,パリのユネスコ本部にて,2014年11月に「ESDに関するユネスコ世界会議」をホストする予定の愛知県及び岡山市主催のPRレセプションが催行され,多数の来場者がありました。日本からは大村秀章愛知県知事及び大森雅夫岡山市長が主催者代表として出席の上,スピーチを行いました。また,ボコバ事務局長も来場し,ご挨拶を頂きました。 |
|
会場の様子 |
ボコバ事務局長によるスピーチ |
門司大使による挨拶 |
ボコバ事務局長と歓談する大村知事と門司大使 |
11月7日 : ESDに関する愛知・岡山主催ユネスコ総会サイドイベント
11月7日,第37回ユネスコ総会開催の機会を捉え,愛知県及び岡山市がユネスコ本部庁舎1階ホールにてサイドイベントを主催し,ESDの促進及び2014年11月の「ESDに関するユネスコ世界会議」の招致に向けた地元の取組をPRしました。 |
|
大森岡山市長によるスピーチ |
来場者と交流する大村愛知県知事 |
2013年11月5日~20日,パリのユネスコ本部で第37回ユネスコ総会が開催されました。総会は,ユネスコの最高意思決定機関として2年に1度開催される一大イベントであり,195の加盟国等より国家元首や外務大臣を含むハイレベルが参加し,合計3000名を超える参加者がありました。総会及び各種関連イベントの様子については,こちらのユネスコ公式ウェブサイトで閲覧できます(英語)。 |
|
大会議場の様子 |
ステージ上には要人がずらり |
ボコバ事務局長の開会式冒頭挨拶 |
ハオ・ピン第37回総会議長のスピーチ |
10月29日 : 門司大使によるボコバ事務局長への信任状捧呈
2013年10月29日,門司大使は,パリのユネスコ本部でボコバ・ユネスコ事務局長に対し,ユネスコ日本政府代表部大使として信任状を捧呈しました。これに続き両者はおよそ20分間会談を行い,ユネスコの主要な活動分野や日本にとっての今後数年間の重点政策等につき意見交換を行いました。 |
|
ボコバ事務局長に迎えられる門司大使 |
信任状捧呈 |