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警戒基準を超えて大流行してる「ヘルパンギーナ」ってどんな病気?

現在東京都などで警戒基準値を超えて大流行している「ヘルパンギーナ」という病気があります。そのヘルパンギーナの流行具合と、その病気の内容についてまとめます。

更新日: 2014年07月18日

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□東京都などでヘルパンギーナが大流行している

都は十七日、主に六歳以下の子どもの間で毎年夏に流行する感染症「ヘルパンギーナ」の患者数が都の警報基準を超え、大きな流行になっていると発表した。

ヘルパンギーナは、毎年6月から8月をピークとして流行が見られます。2014年7月7日~13日(第28週)の患者報告数は定点あたり7.13人と前週より大きく増加し、流行警報基準を超えました。

山梨県は17日、乳幼児がかかる夏風邪「ヘルパンギーナ」が県内で流行し、警報レベルに入ったと発表した。

国立感染症研究所がまとめた6月30日から7月6日までの週の患者報告は、全国平均で前週比1.5倍の報告数を記録。9週連続で報告数が増えている

全国で最も多かった鳥取県では3週連続で警報基準値を超過したということです。

□ヘルパンギーナってどんな病気?

Photo by Photodisc / Photodisc

主に6歳以下の子供がかかりやすい夏風邪です。

ヘルパンギーナは、発熱と口腔粘膜にあらわれる水疱性発疹を特徴とし、夏期に流行する小児の急性ウイルス性咽頭炎であり、いわゆる夏かぜの代表的疾患である。

年齢別では1歳が最も多いです。0歳では生後6か月以降の発生が多いです。1歳以降、小児では年齢を重ねるとともに発生は減少します

一方、少ないですが20歳以上の発生報告もあるということです。

▼その症状は?

Photo by Tom Le Goff / Photodisc

喉の痛みが主症状のようです。

症状は強い喉の痛みが代表的です。喉が真っ赤になり、喉の奥に小さな水ぶくれが数個から数十個出来てきます。

水疱は、最初は1ミリ程度の肉眼でやっと確認できる程度です。やがて3~5ミリに膨らみ、黄みがかった潰瘍に変わります。この潰瘍になった時が1番痛みを感じます。

水ぶくれのところが痛くなるため、喉や口が痛いというのが特徴です。38度以上の高熱が2~3日続くこともあります。

・39度前後の発熱が2~3日続く。
・まれに高熱から熱性けいれん。
・喉に小さな水疱。よだれが増える。
・喉の痛み。
・食欲不振。
・腹痛。
・嘔吐。

▼どんな菌が原因なの?

Photo by Duncan Smith / Photodisc

ウイルスに感染することによって発症します。

その大多数はエンテロウイルス属、流行性のものは特にA群コクサッキーウイルスの感染によるものである。

ウイルスは何種類かある為、複数回ヘルパンギーナにかかることもあります。

▼治療法は?

Photo by BananaStock / BananaStock

対症療法が主のようです。

ウイルスが原因の為、特効薬はありません。特に治療をしなくても自然に治ります。高熱は2~3日、口の中の水疱も1週間くらいで治る。

特別な治療をしなくても、熱も口内炎も治ります。食事を受けつけないほどのどが痛むのも最初の数日だけ。この時期には水分の補給を第一に考え、赤ちゃん向けのイオン飲料や麦茶、白湯などをこまめに与えましょう

▼予防法

Photo by Stockbyte / Stockbyte

飛沫感染なので、うがい手洗いを励行することが一番の予防法です。

特異的な予防法はないが、感染者との密接な接触を避けること、流行時にうがいや手指の消毒を励行することなどである。

便にもウイルスがいるので、こどもの排泄後はしっかり手洗い・手指消毒をするように指導し、赤ちゃんのおむつ交換の後は、しっかりと手洗い・手指消毒をしましょう。

近所で流行っている場合には、おもちゃの貸し借りにも注意し、 念入りな洗浄・清拭により物理的にウイルスを除去した後、次亜塩素酸ナトリウム(0.02%)、場合により消毒用エタノールで消毒しましょう。

□ヘルパンギーナ体験談

チビ子等の通う幼稚園でも流行ってるそうですわ。昨日から発熱してる次男坊ですが幸いにもヘルパンギーナではなかった。

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トトロのめいかちゃんさん

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