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危険な「歩きスマホ」の防止に役立つアプリ、KDDIが無償配布
KDDIと沖縄セルラー電話は2014年7月17日、スマートフォンの画面を見つめながら歩行する、いわゆる「歩きスマホ」による事故の防止とマナー向上を目的としたスマートフォンアプリ「歩きスマホ注意アプリ」(写真1)の提供を開始した。対象機種は、Android 4.0以降を搭載したauブランドのAndroidスマートフォン。Google Playではなく、auの独自アプリマーケット「au one Market」から無料でダウンロードできる。
アプリをインストールした後、設定画面から通知設定をONにする(写真2)。すると、スマートフォンの画面を見ながら歩行した場合、アプリが歩行中であることを検知して警告画面を表示する(写真1参照)。警告画面は、ユーザーが立ち止まるまで表示され続ける。
人間の歩行中動作だけを感知する「歩行検知技術」の搭載により、車や電車での移動中や端末自体の揺れだけでは警告画面は表示されないという。なお、警告画面は半透明で表示され、表示中も画面操作は可能なため、作成中のメールなどを保存することは可能だ。
スマートフォンの普及に伴って、歩きスマホに伴う事故は徐々に社会問題となりつつある。例えば東京消防庁管内では、2013年には36人が関連事故により救急搬送された。過去4年間、毎年増え続けている状態である。
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