ガザに関してはイスラエルが作戦を再開し、パレスチナ側の死者が200名に達した模様ですが、y net news はハマスのトンネルを通じた作戦を阻止するために、イスラエル軍幹部が制限的地上侵攻作戦を要求していると報じています。
ガザからイスラエルのトンネルについては先日もイスラエル紙のネットの記事をご紹介したところですが、日本刀のメディアではこの問題は殆ど報じられてないと思われるので、記事の要点のみ次の通り。

IDF(イスラエル軍)幹部はハマスがイスラエルへのトンネルを使った大規模テロを実行するのを防ぐために、トンネルの破壊を目的とした制限的地上侵攻を要求している。
先週IDFはkerem shalom キブツに向かうトンネルを暴いたが、このトンネルはIDF兵士や市民の誘拐や大規模テロのために用意されてたと見られている。トンネルはハマス軍事部門の幹部の命令で活動家により掘られ、巧みに隠されているが、このトンネルは重大な局面ででの使用を目的としたとみられる。
軍情報部はこのトンネルについて一般的な情報を得ていたので、エリートのEgoz Reconnaissance Unit と2戦車部隊と兵士が周辺に配置され、テロの発生に備えていた。
先週IDFはトンネルの具体的場所を探知したので、その300m圏内に30発のJDAM爆弾を投下したが、トンネルの破壊には成功しなかった。しかし、爆弾はハマスの要員がトンネル内に擁していて爆薬を爆発させ、8名が死亡した。これに対してハマスはイスラエル側のトンネルの出口付近を砲撃した。
IDF南部司令部によおれば、このようなトンネルは数カ所にあり、ハマスがこれらを使用してテロを行えば、これまでいDFが対応したよりはるかに深刻なテロ事件になると危惧している。
またハマスはロケットを積んだドローンもイスラエル上空に飛ばしており、南部司令部としてはこの様な状況に鑑み、従来の防衛的姿勢を変えたものである。
情報によるとハマス軍事部門の司令部は、IDFの攻撃にもかかわらず機能しており、メッセンジャーを使う等の方法で、指揮命令系統を維持している。
これまで100名のハマスやイスラムジハードの活動家が殺害されたが、IDFはさらに14名の幹部も狙ったが、多くの家族が近くにいたので攻撃しなかった。
http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4544419,00.html