「ゆず」“北見川潤子”12年ぶり復活「まだまだイケる」
人気フォークデュオ「ゆず」の北川悠仁(37)が女装して配信限定シングル「夜霧の伊勢佐木町~愛の真世界編~」をリリースする。北川はキャバレーで歌う女性歌手、岩沢厚治(37)はギター弾きとして、仮装ユニット「北見川潤子 & ムーチョ小岩沢」名義で18日に発売。02年にも同ユニットとして「恋の歌謡日」を発売しており、12年ぶりの復活。“北見川潤子”になりきった北川は「再会することができて、とってもうれしいわ」とノリノリだ。
ゆずは現在、2月に発売したアルバム「新世界」をひっさげ、全国ツアー中。ツアーは「懐か新しい」をテーマにしており、02年に「―歌謡日」で20万枚以上を売り上げた人気ユニットを12年ぶりに“再結成”させた。
新曲は伊勢佐木通りに 夜明けが来る頃 別れのブルースが鳴り響く―と、切なく響く昭和テイスト。ツアーでのパフォーマンスが大きな反響を呼び、アイチューンズとレコチョクの配信限定でリリースされることになった。
新曲用のジャケット撮影では、甘いマスクの北川がメークし、さらに表情としぐさをプロから指導を受けて、身も心も妙齢の女性に変身。企画の演出でも姿勢は真剣。当日は、“潤子”の言動にドキッとする男性スタッフもいたという。
「―歌謡日」当時25歳だった“潤子”は、撮影の合間に何も知らない男性からナンパされるなど大人気。今回は熟女?の域にさしかかりつつあるが、「貴方(あなた)の心、潤したい、北見川潤子よ。アラフォーになってメークのノリはちょっぴり悪くなったけど、案外まだまだイケるなって思ったわ」と自信は失われていない様子。
相方の岩沢は、潤子とひっそり暮らす“ムーチョ小岩沢”役。髪の毛もカッチリ分けて、昭和のギター演奏者のような外見。「みんな、待たせたね。この12年間で前髪の分け目が変わった、ムーチョ小岩沢だ」となりきっている。
“潤子”は「貴方たちと再会することができて、とってもうれしいわ。心をこめて歌った私たちの新曲、楽しんでちょうだい」と妖しくPR。“ムーチョ”も「カラオケで男女仲良く、雰囲気をまねしながら歌って、楽しんでくれたまえ」と話している。