全国ピカンチの嵐　札幌、名古屋、福岡など拡大公開

　嵐の５人が主演する映画「ピカ☆★☆ンチ（ピカンチ・ハーフ）　ＬＩＦＥ　ＩＳ　ＨＡＲＤ　たぶんＨＡＰＰＹ」（８月１日〜３１日、東京ドームシティホール）が、大阪、名古屋、福岡、札幌でも公開されることが決まった。

　「ピカンチ」シリーズが東京、大阪以外で公開されるのは初めて。総動員数は、２００２年の「ピカ☆ンチ」の１０万１０００人、０４年の「ピカ☆☆ンチ」１０万５０００人を大きく上回る３６万人を見込んでいる。

　東京での公開は１カ月分、約２５万席が発売翌日に完売した。嵐の大野智（３３）は「東京以外の方にも嵐の歴史である『ピカンチ』を楽しんでいただけることを願っております。僕にとって『ピカンチ』は“バカでマジ”な作品。ぜひお楽しみに！！」と拡大公開を喜んでいる。

　「ピカンチ」シリーズは、東京の巨大団地で育った同級生５人の青春映画。原案はＶ６井ノ原快彦（３８）。前作から８年後を描く最新作「ピカ☆★☆ンチ」は、ドラマ「金田一少年の事件簿」などの木村ひさしさんが監督を、また堤幸彦さんが監修を務める。

　東京以外の公開は、札幌はＺｅｐｐ　Ｓａｐｐｏｒｏで１０月２８日〜１１月２日、名古屋は名古屋国際会議場センチュリーホールで１２月２０、２１日、大阪はシアターＢＲＡＶＡ！で１１月５〜１９日、福岡は都久志会館ホールで１１月３〜８日。

　「ピカ☆★☆ンチ」のポスター画像が初公開された。撮影は先月下旬。５人は前作の製作から１０年半ぶりに、それぞれのキャラクターになりきり、公園のジャングルジムに登った。

　屋形船でラーメン屋を開いたシュン（相葉雅紀）は水兵服、ボンボンのボン（松本潤）は、ちょっとセンスがズレたリッチなスーツ、苦労人のハル（大野智）はくたびれたスーツ姿。暴走族上がりのチュウ（櫻井翔）も立派なサラリーマンに。驚きはタクマ（二宮和也）で、世界を回っている間に謎のヒッピースタイルになってしまった。