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【大リーグ】

日本人選手の前半戦通知表 5段階評価で5は田中将だけ

2014年7月18日 紙面から

 大リーグは18日(日本時間19日)から公式戦再開。残り60試合余り、10月のポストシーズン(PS)進出に向けた争いはよりし烈さを増すことになる。日本人選手の動向にも注目が集まるが、本紙は後半戦突入を前に前半戦を総括。選手ごとに独自採点し、5段階評価の“通信簿”を作製した。開幕前の期待値の高さから、活躍できずじまいの選手についてはついつい辛口となっているが、愛のむちと受け止め、後半戦に向けた発奮材料としていただければ幸いです。まっ、読んでくれればの話ですが…。マイナー所属選手は評価対象外とし、近況報告としました。

 田中将大投手(25)ほど、センセーショナルなメジャー1年目の前半戦を演じた日本人選手は、かつて2人しかいなかった。1995年ドジャースの野茂英雄と、2001年マリナーズのイチローだ。その3人の中でも、ある意味では田中将が最もすごかったと言えるだろう。

 その理由はプレッシャーだ。先駆者の野茂は当初、年俸980万円のマイナー契約で海を渡った。日本人メジャー初の野手だったイチローは日本での圧倒的な実績にもかかわらず3年契約で、総額1312万5000ドルは、田中将(7年総額1億5500万ドル)の約12分の1。当時のマ軍・ピネラ監督も「1年目は打率2割7〜8分で十分だ」と語っていた。

 一方、田中将は最初からスポットライトの中心に置かれた。入団したのは世界で最も厳しいファンとメディアを抱える常勝軍団ヤンキース。当初は「メジャーで1球も投げてない投手にこんな大金を払うなんて愚の骨頂だ」と報じられた。キャッシュマンGMは「あくまでも先発3番手」と重圧を軽減しようと必死だったが、契約額の膨大さやジャンボジェット機をチャーターしての米国入りなどから、周囲はそれを寝言だと捉えた。

 その結果はあらためて伝えるまでもないだろう。新人王はもちろん、野茂以来となる日本人2人目の球宴先発、日本人初のサイ・ヤング賞受賞など、多くの壮大な夢をファンに見させてくれた。右肘靱帯(じんたい)の部分断裂で戦線離脱中の今はただ、早期回復を願うばかりだ。

 

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