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福島第1・5号機 水漏れの調整弁現状などを確認

水漏れした5号機の配水管の前で説明を受ける協議会の委員ら=17日、福島第1原発(代表撮影)

 福島第1原発の廃炉工程をチェックする福島県廃炉安全監視協議会は17日、現地を視察し、6日に水漏れがあった5号機の海水配水管調整弁の状況などを確認した。
 放射線防護の専門家や県、関係市町村の担当者ら23人が参加した。水漏れトラブルでは使用済み燃料プールの冷却が一時できなくなった。東京電力の担当者は調整弁について「福島第2原発3号機の同型の弁と交換し、今月下旬には使用済み燃料プールの冷却を再開したい」と説明した。
 委員側は「水漏れの原因を突き止めてほしい」と要請した。
 東電は、今月上旬に開始予定だった1号機建屋カバーの撤去作業に使うクレーンに不具合が見つかったことを報告。「修理と点検に1〜2週間かかる。工事開始の時期は現時点で定かではない」との見通しを示した。


2014年07月18日金曜日

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