メール
- 2014/07/17
- 22:46
私がキョーリンHDの皆様に出したメールは、最初の挨拶の部分を抜くと以下のようなメールでした。
『 本日、皆さんにメールをさせていただいた理由は、先日、会社の方から発表があったように、私たちは保有するキョーリンHDの株式を売却しましたが、その売却理由や売却にいたる経緯が皆さんに正確に伝わっていないと思ったからです。
ここから先の内容を皆さんがお読みになって、いろいろな想いを持たれるかも知れませんが、先ずは事実を正確にお伝えすることが大切と思いメールしました。
内容についてもし、不快に思われる点がありましたらお許しください。
私達が保有している株式は、そのボリュームの大きさから、相続の度に売却を余儀なくされ、会社側にとっても安定した資本政策を策定するためには避けて通れない問題でありました。
荻原郁夫氏が経営から離れるときも、その保有株式の売却は明らかに予想されていることで、当初より対策を講じるべきと、当時の経営陣に警鐘を鳴らしてきましたが、全く対策を講じることなく、その結果、沢井製薬が株を取得することとなったのは皆さんご存知の通りです。
一方、私たちが保有している株式については、近い将来相続の問題が起きる可能性があったため、早い段階から現経営陣に相談しておりました。
当然ながら、現経営陣が目指す経営方針を尊重すべく、経営陣の提案を待っておりましたが、結果として誠意ある提案は得られず、協議は不調に終わりました。
経営陣が何故、あのような対応をしたのか理由はよく分かりませんが、資本政策に対する無知と経験不足、更に創業家に対する甘えがさせたことだろうと思うしかありませんでした。
昨年、私たちが帝人に株式を売却した後、経営陣が出したリリースには「寝耳に水」という言葉が使われていましたが、当時の経緯を知っている私からすると呆れて物が言えませんでした。
私は「HOPE100」の実効性については、以前から疑問を感じていました。正直、金融機関や取引先等の外部企業も「HOPE100」をまともに評価していません。生き残りの具体策が全く講じられていないからです。
そんななか、帝人から将来ビジョンの話を伺う機会をいただき、HOPE100とのレベルの差を目の当たりにしました。
優秀なキョーリンのスタッフや過去に積み上げた有形無形の資産に対する高い評価と両社が事業面で提携することの意義をとことん議論し、最終的には所有する株式の一部を売却することに決めました。
私達としては、昨年の株式売却(帝人による一部所有)を一つのきっかけとし、帝人のみならず様々な会社との提携を含めたキョーリンの持続的な成長に向けた経営施策の策定と実行を期待しましたが、残念ながら期待通りの動きは見られませんでした。
逆に過去の財産を食い潰すだけにしか見えない「HOPE100」を達成することが現経営陣の唯一の役割のように思えてなりません。
そうした状況を憂慮し、今年の二月に実質的な株主提案を口頭で行いました。内容は私達もしくは私たちが推薦する人物の取締役選任議案です。
山下社長は「検討する」とその場で答えたものの、その後、具体的な回答を避けるためか私たちの提案は全く無視され、何の回答もいただけませんでした。
私達は失望しました。
そして、帝人がいつでも連結会社に出来るように、更に株式を売却しました。
現在、私は、個人と会社併せて3%程度の株主でしかありません。
今後は、少数株主の一人として会社を見守りたいと思いますが、今年のような見せかけの株主総会では、出席する意味がありません。
私は、現経営陣の対応姿勢と経営力に危機感を覚えます。それらの事が重なり合って、今回の株式売却の事態に至ったことのご説明をしたいと思いました。
「窮鼠猫を噛む」のような急な事態ではなく、会長を辞める時にこの経営陣と創業家分家の考え方では、キョーリンの将来はないと思い、自分の手で会社を良くすることが出来ないなら、第三者の手を借りようと決めていたことです。
私は「新薬を開発し、医療を以って人々に広く貢献する」という創業者の理念を貫き、社会的に必要性を持った企業として長く存続出来る会社であってほしいと願っています。
皆さんを応援していこうとする自分の信念には変わりありません。
ご意見が有りましたら、ご遠慮なく質問して下さい。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。』
予想外にたくさんの方から返信をいただきました。
一つずつ丁寧にお答えしたいと思っています。
少しお待ちください。
『 本日、皆さんにメールをさせていただいた理由は、先日、会社の方から発表があったように、私たちは保有するキョーリンHDの株式を売却しましたが、その売却理由や売却にいたる経緯が皆さんに正確に伝わっていないと思ったからです。
ここから先の内容を皆さんがお読みになって、いろいろな想いを持たれるかも知れませんが、先ずは事実を正確にお伝えすることが大切と思いメールしました。
内容についてもし、不快に思われる点がありましたらお許しください。
私達が保有している株式は、そのボリュームの大きさから、相続の度に売却を余儀なくされ、会社側にとっても安定した資本政策を策定するためには避けて通れない問題でありました。
荻原郁夫氏が経営から離れるときも、その保有株式の売却は明らかに予想されていることで、当初より対策を講じるべきと、当時の経営陣に警鐘を鳴らしてきましたが、全く対策を講じることなく、その結果、沢井製薬が株を取得することとなったのは皆さんご存知の通りです。
一方、私たちが保有している株式については、近い将来相続の問題が起きる可能性があったため、早い段階から現経営陣に相談しておりました。
当然ながら、現経営陣が目指す経営方針を尊重すべく、経営陣の提案を待っておりましたが、結果として誠意ある提案は得られず、協議は不調に終わりました。
経営陣が何故、あのような対応をしたのか理由はよく分かりませんが、資本政策に対する無知と経験不足、更に創業家に対する甘えがさせたことだろうと思うしかありませんでした。
昨年、私たちが帝人に株式を売却した後、経営陣が出したリリースには「寝耳に水」という言葉が使われていましたが、当時の経緯を知っている私からすると呆れて物が言えませんでした。
私は「HOPE100」の実効性については、以前から疑問を感じていました。正直、金融機関や取引先等の外部企業も「HOPE100」をまともに評価していません。生き残りの具体策が全く講じられていないからです。
そんななか、帝人から将来ビジョンの話を伺う機会をいただき、HOPE100とのレベルの差を目の当たりにしました。
優秀なキョーリンのスタッフや過去に積み上げた有形無形の資産に対する高い評価と両社が事業面で提携することの意義をとことん議論し、最終的には所有する株式の一部を売却することに決めました。
私達としては、昨年の株式売却(帝人による一部所有)を一つのきっかけとし、帝人のみならず様々な会社との提携を含めたキョーリンの持続的な成長に向けた経営施策の策定と実行を期待しましたが、残念ながら期待通りの動きは見られませんでした。
逆に過去の財産を食い潰すだけにしか見えない「HOPE100」を達成することが現経営陣の唯一の役割のように思えてなりません。
そうした状況を憂慮し、今年の二月に実質的な株主提案を口頭で行いました。内容は私達もしくは私たちが推薦する人物の取締役選任議案です。
山下社長は「検討する」とその場で答えたものの、その後、具体的な回答を避けるためか私たちの提案は全く無視され、何の回答もいただけませんでした。
私達は失望しました。
そして、帝人がいつでも連結会社に出来るように、更に株式を売却しました。
現在、私は、個人と会社併せて3%程度の株主でしかありません。
今後は、少数株主の一人として会社を見守りたいと思いますが、今年のような見せかけの株主総会では、出席する意味がありません。
私は、現経営陣の対応姿勢と経営力に危機感を覚えます。それらの事が重なり合って、今回の株式売却の事態に至ったことのご説明をしたいと思いました。
「窮鼠猫を噛む」のような急な事態ではなく、会長を辞める時にこの経営陣と創業家分家の考え方では、キョーリンの将来はないと思い、自分の手で会社を良くすることが出来ないなら、第三者の手を借りようと決めていたことです。
私は「新薬を開発し、医療を以って人々に広く貢献する」という創業者の理念を貫き、社会的に必要性を持った企業として長く存続出来る会社であってほしいと願っています。
皆さんを応援していこうとする自分の信念には変わりありません。
ご意見が有りましたら、ご遠慮なく質問して下さい。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。』
予想外にたくさんの方から返信をいただきました。
一つずつ丁寧にお答えしたいと思っています。
少しお待ちください。