ネットを中心に広がった、台風の日にはコロッケを食べるという習わし、みなさんは御存知ですか？

2001年の２ちゃんねる台風実況スレにて、台風に備えるためか、「念のため、コロッケを16個買ってきました。もう3個食べてしまいました。」という書き込みがあり、そこからコロッケを食べたいという声が続出し、気づけばすっかりネット発祥の“文化”として定着しました。

では、本当に台風の日にコロッケは食べられているのか、ということで、今回はぐるなび検索を調査。昨年2013年8～10月のぐるなび検索キーワード「コロッケ」の検索数と、期間中のGoogleでの「台風」の検索数、実際の台風の発生時期を比較してみました。

台風とコロッケの関係が一目で分かるインフォグラフィックです。

ちなみに本サイトでも御活躍いただいているヨッピーさんも、こちらで台風とコロッケの関係について調査しております。
http://togech.jp/2014/07/11/10222

台風の名前の付け方

従来、台風にはアメリカが英語で人名で名前をつけるのが慣習となっていました。ただ、2000年からは北西太平洋または南シナ海で発生する台風については、日本を含む14ヶ国で組織する「台風委員会」が決めた140個の名前がつけられることになっています。

14ヶ国で140個の名前なので、1国あたり10個の名前をつけているのですが、日本はいずれも星座の名前が採用されています。これは説によれば、台風の影響を最もうけやすい船舶関係の人々に馴染みがあるように、という意図から星座が採用されたと言います。

140個の名前の一覧はこちらで確認することができます。
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/typhoon/1-5.html

今年2014年はエルニーニョ現象の影響もあって、台風が多いのでは？という意見もあります。安全には十分注意して、コロッケを頬張りましょう。

ぐるなび編集部 氏家馨